今日の1冊 日本のセックス 樋口 毅宏 (著) | おにぎりくんの感想部屋

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最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。

自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。


読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。

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日本のセックス 感想

日本のセックス
樋口 毅宏 (著)


小説。
「そこらへんの業界」で知名度を誇る作者入魂の1冊かと。
エロ小説、バイオレンス小説、最後は法廷モノへと流れる。

過激にすれば何でも良い、と思いこんでる人向け。
悪口ではなく、本当にそういうのがすきな人にお勧めです。

前半は延々エロ小説でしかもSM好きなら退屈しないかもです。

ストーリーは紹介しても面白くないので紹介しませんがタイトルどおり「かげでこそこそとバカな性生活を送ってるのが日本人でしょ」みたいな作者の意図を感じました。
自分が普通だと思っても世間は許さない、みたいな。
しかもエロ系出版社出身の作者が書いてるのでなんだか笑ってしまいました。


一部の方には非常に不快なんだが一部では「この程度で過激?」とかいう声も聞こえてきそうな小説かと思います。

ようは、読んでる人間の性に対する考え方一つで読後感はかわるかもです。
まあいつも言ってるんですが「メディアとかマスコミのネタになる」というのは「普通じゃないから」なわけで、普通じゃない連中は「みんなやってるじゃん」と嘘ぶく。

これはまさに踏み絵になるような本かもしれません。

「この程度で日本人のセックスとかいうな」という感想になればいわゆる普通ではないということです。







「普通ってなに?」とか中学2年生みたいな事は聞かないでください!