地味なカラーながら翼の構造が美しい、鷹やコンドルっぽい鳥の口に、色鮮やかで華やでよく喋るオウムがくちばしを突っ込み
二羽とも転落して私の足元に落ちてきて、
鷹が苦しそうなので
「離してあげて」
と二羽を離そうとしたら
オウムが鷹の喉の奥を中から喰いちぎって
二羽とも血まみれになって死んでゆく…
という、鮮やかで怖くてリアルすぎる夢を見ました。
心臓のバクバクと冷や汗で早朝に目覚めて、
一日中心臓がおかしな感じでした。
翌日、ひさびさに朝の散歩に出かけたら
本当に道端に死んでいる鳥をみつけました。
なんなんこのシンクロ!
(蔦の葉っぱにくるんで木のふもとに置き手を合わせました)
あまりに恐怖の感覚が取れないので、信頼できる何人かにこの夢の話を聞いてもらっていたら
そのうち、脳裏にこびりついたビジョンが変わってきたんです。
オウムが「talent、talent」と言い出しました。
…ああ、鮮やかで様々な色は才能や可能性を表すのか、上手に喋るのもtalentのひとつか…
そして、ビジョンの中で鷹の破れた喉を塞ぐようにオウムがうずくまり、二羽が融合してゆきました。
冷静さ、雄大さ、落ち着き、おおらかさ、視野の広さ、懐の深さ、器の広さ、受け入れること、許容すること、知性、明晰さ、決断力、信頼、神聖、尊厳、畏敬、自由さ、憧れ
鷹(コンドル)はそういう象徴。
愛されること、可愛がられること、人を楽しませること、ユーモア、歌、声、様々な才能、様々な可能性、人を魅了すること、うっとりさせること、惹きつけること、美しさ、華やかさ、きらびやかさ
オウムはそういう象徴。
混ぜ合わせたものを持てたら、最強やん!?
ビジョンの中でひとつになって
それぞれの良さが混じった翼が大きく広がりました。
存在の罪悪感から、自分の自由を制限され噛みつかれ血を流す痛みも受け入れていた鷹が、自由と自信と雄大さを取り戻し
幼稚で女々しく鷹に依存し、気持ち悪さすらあったオウムの要素が、キラキラと光の粉を振りまき、すべてを魅了する息をのむ美しさに成長してゆくのを感じました。
お互いを殺し合った二羽が
一度死ぬことで新たな融合を生み出す。
死の恐怖
終焉の痛み
それは素晴らしいメタモルフォーゼ。
恐竜が絶えて鳥になった奇跡の進化。
(映画ドラえもんでそんなんやってましたね)
私と同じように、三次元的に安定した生活や精神状態から、次のステージに入ろうとしているみなさん多いんじゃないでしょうか?
目をそらし
逃げ出したくなる
自分の醜さや弱さ
怖くて向き合えなくて
考えないようにしてる
自分の愚かさや幼稚さ
漠然とした不安から逃れられなくて
なんとなく今の自分に嫌気がさしている
そういうときほど、
ほんのちょっとの勇気で自分に向き合う一歩が
ガラッと人生の流れを変えたりする。
既存の安定を壊すことや
醜く弱い自分に向き合うことは
血まみれで死ぬほどの恐怖だとしても
(もしくは血まみれで死ぬよりはマシ!?)
恐怖はただの幻想で
壊れたものから生まれるフェニックスは
自分の想像をはるかに越える素敵なものだよ。
…ということを、目に見えるアートにしてお届けしました。
私が『魂の真の望みを知るヒプノセラピー&アファメーション』にて大空を飛ばしているのは、このフェニックスなんです!