空の青は
比較対象があってはじめて
青の美しさに気づける
闇夜に金色に輝いていた月も
朝日と青の中では今にも溶けゆく透明な氷みたいだ
この世界は相対性と分離でできている
名前は分離を加速する
自分と名前をつければ
自分と自分以外に
光と名前をつければ
光と光以外に分かれる
インドのヨギーニたちはそれをマーヤ(幻影)と呼んだ
思考は理解したいと願う
理解は曖昧なものを嫌うから
名前をつけて分離をする
ハートは曖昧なものを曖昧なまま受け止められる
名前がつく以前の本質を感じ取れる
理解と本質
比較と一体化
分離と統合
両輪でありバランス
どちらも抱きしめて
この世界の美しさを味わう
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↑これは、朝の散歩中にふと思ってインスタ投稿した言葉たちです。
物質世界と意識世界
言い換えると
輪郭のある世界と曖昧な世界
これらは長いスパンで呼吸のように繰り返していて、今私たちがいるのはちょうどその過渡期のタイミング。
銀河レベルの季節の変化。
吐いたら吸うと同じく
朝になったら夜へ向かい
夏が終れば冬へ向かい
子供から大人へ
幼虫から蝶へ
「今」はまるで
吐く息と吸う息の狭間の静止
グラデーションが美しい黄昏時
季節の狭間の秋の心地よさ
子供から大人への思春期
羽化する前の蛹
いろんな現象が、これに当てはまることに気付くと思います。
生産性を重視し組織としてお金をたくさん稼ぐことから
心のやり取りを重視した個人的なコミュニケーションへ
学歴社会や他者の価値観に沿うより
本当に自分がやりたいことを追求する生き方へ
すべて過渡期、変化の最中。
個人的な出来事や感情の揺れも、これに当てはまってませんか？
地の時代と呼ばれたのは
曖昧な霧が形を成し、輪郭がはっきりと分かるモノへと固まって見えていた時代。
ルールや枠や道をかっちりと創り上げ、
この世界は物質世界でありリアルであり現実なんだ！という確固たる確信、みたいなものがある世界。
今はそれが溶けつつあります。
南極の氷が溶けているのも
社会的な組織が崩壊しているのも
土砂崩れなど地盤が緩んでいるのも
そういう世界の変化の相似的な現れだと思うんですが…
ヨギーニたちが言ったマーヤ(幻影)とは確固たる物質世界のように見えるものも、夢や意識の世界と同じものだということ。
それらを超越する本当の自分に到達すれば、幻影(=現実と思っているもの)など自在だよ、とヨギーニやキリストやブッダは奇跡を見せてくれたのです。
風の時代は
現実から夢の世界へ
物質から精神へ
今までと比べて白昼夢を見ているような希薄な感じになったり
記憶が曖昧になったり
時間の流れ方がまるで違う、うらしま太郎みたいな気分を感じること多くなってませんか？
何度も書いてますが、俯瞰を得たら
自分の人生がシナリオのあるドラマを見てるみたいに感じることや
自分のトラブルや悩みを他人事みたいに面白がっている自分に気づいたり
2つの世界の行き来を現実とファンタジーを行き来するような不思議な気分になっていませんか？
だんだんと、感覚・夢・意識・曖昧さが主流になってきますから
名前をつけてきっちり分離し思考で理解しようとするところから
曖昧なものを曖昧なまま受け入れるハートの感覚を養っておきましょう。
イメージした「感覚」があっさり実現する世界へ移行してますから！
名前は分離を加速する
自分と名前をつければ
自分と自分以外に
光と名前をつければ
光と光以外に分かれる
以前、↓こんな言葉を紹介しましたよね？
「愛」は口に出したとたん「嘘」になる
愛と名前をつければ
愛と愛以外に分かれる
愛しかない世界で
愛を口に出すと
愛以外を創り出してしまう
それは嘘でしょ？
愛しかないでしょ？
そういう意味だと思いますがみなさんはどう思う？
ここに到達するみなさんは
両方の世界を包括的に見て
どちらの世界も行き来できるようになり、
これから移行する曖昧な世界の通訳のような、
奇跡を証明して見せる案内人のような、
龍のような導き手なんだと思います。
ゲームのキャラクターから
ゲームのプレイヤーへ。
背後に愛と喜びと豊かさの感覚をキープして。
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