オルゴンエネルギー的アートの試み | ◎時空の螺旋◎ spatio-temporal-*HELIX*

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この世界の美しさ
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センス・オブ・ワンダーをアートで表現します。

オルゴンエネルギー的アートというのは

「地の花、天の音」
のことでして、この作品で試みたエネルギー的仕掛けを説明したいと思います。
 
 
オルゴンエネルギーというのはオルゴナイトが発するとされている電磁波キャンセラー的浄化作用のある力…
 
というのが一般的ですが
私の理解では自然界や生命体に循環するエネルギーそのもののことだと思っています。
水の循環、血液の循環、食物連鎖や世代交代とかもね。
 
Wikipediaでも
精神医学者ヴィルヘルム・ライヒが発見したとされる、自然界に偏在、充満する生命エネルギーのこと
とあります。
 
気やプラーナと呼ばれるものと同じものを指すようです。
 
有機物がエネルギーを吸収し
無機物がエネルギーを放出する
 
有機物と無機物の間に生じる青白い光のエネルギーをライヒさんは見つけたんですねー。
 
日本の茶箱がまさにこれだそうで、
木(有機物)の箱の内側は金属(無機物)。
木(有機物)が吸収したエネルギーを金属(無機物)が内側に放出する。
だから箱の中はエネルギーで満ちることになります。
 
今回、タイルが手に入らずキャンパスに描きました。
キャンパスと枠は布と木(有機物)。
花は、偶然見つけた「木かるねんど」を用いました。
 
 
木材で作られた粘土で、ヒノキの香りがします。
この有機物たちの上に塗り重ねた絵の具には、三輪山の砂と水晶粉末が混ぜ込んであります。
エネルギーを放出する無機物たちですねー。
 
というわけでこの絵そのものがオルゴンエネルギーを発するオルゴナイト的構造なわけです。
 
さらにもうひとつ。
 
粘土で作り上げた花の(もはや絵ではなく工作・・・)
オシベは銅線とシトリン(石)をレジンでコーティングしたものです。
これだけでもうオルゴナイトです。
(鉱物、有機物、金属片)
メシベは水晶の粒を3つ。
これは天の3つの渦と相似形です。
 
メシベとオシベ。
女性性と男性性。
 
オルゴンはオルガスムスから名付けられた生命エネルギーであり性エネルギー。
2つのエネルギーが融合して新たに生まれる生命エネルギーを、ひとつの花の中で創り出している…
 
 
この花は百合です。
去年、「開花」で書きましたが
百合の花を育ててみて気付きました…
百合の花って完全にマカバの形だよね!!
 
宇宙として描いた渦はトーラス構造の断面です。
 
切り取った断面は、左右に広がる鏡映しの世界。
 
でも左右対称ではありません。
 
いや、わざとではなく描いてたら自然に左右非対称になったんですけどね。
 
ほら、手相でも言うじゃないですか。
右手が定められた運命。
左手が自分で創り上げた運命。
 
そんな風に、
自分の鏡映しであるこの世界は
定められた運命を自分の力で変えて
創り上げていけるんだろうな、
 
と思ったわけです。
 
こんな感じで最初からごちゃごちゃ考えて描いたわけではなく、
ご依頼メッセージ見た瞬間にビジョンが浮かんで、
偶然と閃きが次々やってきて、
情報と知識が自然に流れ込み、
ああしてみよう、これ使ってみよう!
なんてワクワクしつつ描き上げた結果、こうなりました。
 
このご依頼が、かつて描いた「縁」からのご縁ってのもまた面白い。