チカラ | ◎時空の螺旋◎ spatio-temporal-*HELIX*

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この世界の美しさ
自然の摂理の巧妙さ
命の営みの不思議さ

センス・オブ・ワンダーをアートで表現します。

前回の「火の鳥」

のリバイバルで”イメージの力”の話を書いたので

”チカラ”

についてのお話と

意識についての面白い説をご紹介します。

 

この絵のタイトルは「調和」ですが力強い感じなので載せてみました。

 

さて、物理学的には自然界にある”チカラ”は

たったの4種類です。

 

強い力 (グルーオン)

電磁気力 (光子)

弱い力 (W,Zボソン)

重力   (グラビトン)

 

この4つね。

 

電磁気力や重力はさておき

『強い力』『弱い力』って

もうちょっとええ感じのネーミングなかったんかい?

と私も最初は思いましたよ。

この二つは原子核の素粒子レベルで働く力なので日常では馴染みがありませんね。

 

『弱い力』

と言っても、重力よりは強いんです。

それもややこしい。

相対的な強さは上に書いた順番どおりです。

 

そんで、この4つの力は粒子の交換によるものだと分かっています。

()の中がそれぞれの力で交換されている粒子の名前です(ゲージ粒子)。

 

力=粒子の交換=相互作用

 

だから最近はもう、4つの力ではなく

4つの相互作用

と表現されるようですね。

 

グラビトンはまだ見つかってないけどあるだろう、と予測されているものです。

 

4つの相互作用で重力だけがやたら弱い。

めっちゃ弱い。

ケタ違いに弱い。

床に落ちたクリップが磁石にくっつく。

ほーら

重力より電磁気力が断然強い!ってな具合にね。

 

その理由が、

重力が他の次元に漏れ出ているからではなかろうか

つまり

グラビトンが他の次元も通過できるからではなかろうか、

と考えられているそうな。

 

 

さて、こんな風に、

そこら中にある物質はすべて粒子の結合であり相互作用で様々な現象となっているわけです。

社会とは影響を与え合っている粒子の集まり。

私たちの内臓も皮膚も脳ミソも相互作用し入れ替わりつつ形を保っている粒子。

 

そんな粒子の集まりである『脳ミソ』が作り上げた意識は?

 

この世界で粒子と相互作用しない唯一のもの、

それが意識

 

ま、念力で物が動かせるとか空中から物質を取り出せる人の存在は置いといて。

 

意識はほんと不思議で、

物質には作用しないけど時間と空間は超えられる。

 

昨日の晩御飯何だっけ?

と思ったらほら、

昨日の食卓の様子が脳裏に浮かぶでしょ?

 

なりたい自分になろう!

ってときは未来をイメージするでしょ?

 

過去や未来の出来事なのにイメージできるってのがつまり

意識は時間と空間を超えたってことですよ。

 

別次元に行ってる感じでしょ?

 

意識があるのはなぜだろう。

なぜ過去を思い出し未来をイメージできるのだろう。

なぜ人間は自分を自分だと認識するのだろう。

なぜイメージや物語を作り出すのだろう。

 なぜ粒子の集まりがそんな進化を遂げたのだろう。

 

という疑問に対して、

 

元々粒子は意識を作り出す能力を秘めていた。

 

という説に感動しました(出典は忘れましたが)。

 

この世界には上の次元がある。

三次元に存在する粒子は

意識を作り出すよう進化する。

意識は上の次元に作用する。

自然に上の次元へ向かうよう進化を遂げる仕組みになっている。

 

なるほどー!納得!!

 

私のイメージに出てくる存在たちは

イメージを使え使えと言う。

イメージ=力だと言う。

 

はよ進化せいっ!

 

ってことですな。