過去のビジョンの中で重要だと思ったものを再掲載しております。
今回は前回の「入口」の続きです。
「入口」にアクリル画を掲載したので
「輪廻」にもアクリル画の孔雀を掲載します。
どちらももう、私の手元にはない作品です。
持ち主の方々、使用をお許しくださいね。
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(前回からのつづき)
子々孫々、先祖代々が網目のように連なり、
風に揺られて一瞬で孔雀の尾羽に変わった。
尾羽は後から後から流れ出て渦を巻いた。
渦はやがて銀河になった。
銀河は歌っていた。
トライアングルのような金属音に近い音で
メロディーがあるようなないような揺らぐ音。
だんだん遠ざかってゆく。
銀河は小さくなって周りの銀河や星々と混ざり
点となり見えなくなった。
私はもとにいた宇宙の中にいた。
宇宙の裂け目の「入口」から
向こう側の世界へ行ったはずなのに
向こう側とこちら側の世界は同じだった。
はっと気づく。
最初からずっとここにいたんだ。
遠くと近く
向こう側とこちら側
あの世とこの世
生と死
過去と未来
そして現在。
すべては同じだった。
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時間は連続していない。
空間も存在していない。
過去も未来もなく「今」しかない。
今や哲学やスピリチュアルだけでなく
物理学や脳科学の分野でも言われている・・・
けどよくわからん!
と思っていたことが体感をもって理解できたような・・・。
メーテルリンクの「青い鳥」のような体験でした。
(「青い鳥」は単なる童話ではなく
死と生の意味が主題となっていて
大人になってから読むと深~くて
ものすごくスピリチュアルな内容です。)