「Relations:GIFT」 | ◎時空の螺旋◎ spatio-temporal-*HELIX*

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この世界の美しさ
自然の摂理の巧妙さ
命の営みの不思議さ

センス・オブ・ワンダーをアートで表現します。

 
体調不良からのぉ~

テーマ:人間関係

の清算、真っ最中です。

 

なので

母のことを書きます。

 

興味のない方はどうぞ絵だけでも見ていってください。

 

『前世』と呼ばれるいくつかのビジョンのひとつ、

アメリカの大学教授だったとき、

今の母は、私の妻でした・・・

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

自分が生徒として研究に明け暮れた校舎を

最上階から見下ろす。

眼下の生徒たちはかつての私だ。

 

教授として大学の頂点に立った。

それでも私の心には空洞があった。

 

献身的に支えてくれた妻を、

私は心から愛することができなかった。

 

自分の意思がほとんどなく

言われるがままに人に尽くす、

そんな妻の生き方を私は軽蔑し見下していた。

 

私は肺病で死ぬ。

 

ろくに眠らずに看病してくれる妻に

死の床で、申し訳ない気持ちが沸いた。

 

子供もつくらなかった。

 

愛してやれなかった。

 

それでもずっと私を支えてくれていた。

 

自分の意思のままに自由に生きる私と

対照的な人だった。

 

どうか、幸せに。

 

 

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私はかつて妻だった魂を、母親に選びました。

 

子供として生まれれば、母親に無条件の愛を注ぐことができる。

子供を持てなかった妻に、自分が子供として生まれよう。

 

そう思ったようです。

 

母の生き方はやはり、妻であったときと同じく

私とは対照的で気に入らないものでした。

 

やりたくもない仕事をやって愚痴と文句を言いながらも

「では何がやりたいのか」は、母自身も分かっていない。

趣味もなく友達もおらず、母は何をしているときが楽しいのか、

私には分かりませんでした。

 

しかし、

私がヒプノセラピーでこの前世を見た頃から

母は少しづつ変わりました。

 

(※『前世』とは混ざった絵の具の中の一つの色を取り出すようなものですが、

ヒプノでそのビジョンを見るとき、今の自分に最も必要な色=前世が記憶として取り出されるようです)

 

自分にお金を使おうとしなかった母が

気に入った服やバッグを買うようになり、

職場で友達をつくり、

定期的にランチや旅行に行き、

プールやタラソテラピーに通い出し

ライブにもしょっちゅう行くように!

 

自分を取り戻した母を、私はとても嬉しく思っています。

 

母の子供として生まれたこの人生に、感謝します。

 

 

 

 

母へ

HAPPY BIRTHDAY!

これからも

楽しく自分らしく

幸せな人生を。