「白龍」 | ◎時空の螺旋◎ spatio-temporal-*HELIX*

◎時空の螺旋◎ spatio-temporal-*HELIX*

この世界の美しさ
自然の摂理の巧妙さ
命の営みの不思議さ

センス・オブ・ワンダーをアートで表現します。

 

朝熊山金剛證寺

 

文字がぎっしり書かれた、見上げるように大きな卒塔婆が立ち並ぶ、不思議な空間。

毎年初詣に来るここの空気感が子供のころから好きだった。

ばぁちゃんは亡くなった人の魂の集まる所…と言っていたような。


大人になってから、正月にお参りをするのは久しぶり。


本殿に向かう階段の両脇に杉の木がそびえていた。

 

ここはお寺だけどこの木は鳥居のようだな。

 

そう思って眺めたとき、ズルっと左側の木の幹が

動いたように見えた。

 

えっ?

 

突然、木と同じ太さの鱗のある胴体が上昇して、杉のてっぺんから空に舞い上がった!


龍だ!


と思ったら右側の木の中にダイブするように入っていった。

そしてその勢いのまま地中をもぐり…


私の中にズボッと入ってきた!

 

一瞬の出来事に唖然とする。


ちょうど、上着の中に大型犬を抱いて

顔だけ出しているような状態で

龍の顔は私と向かい合っていて間近にある。


あっけにとられていた私に白龍は言った。

 

「お前は変革のときだから、

しばらく守ってやろう。」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

これは2016年1月の初詣のときの話です。

もう、1年ちょっと経ちますね。

それまで龍は何度か見ていたものの、

現実の風景と混ざって見えたのは初めてで

本当にびっくりしたし、

私もかなりヤバイ人になったな…

と実感しました。

 



この龍は、↑この記事で描いたのと同じ白龍です。

真っ白でウロコは虹色にきらめき、

威厳があって崇高な感じです。


「抱っこした大型犬」を連想したせいか、

私には龍は爬虫類より狼に近い顔立ちに

見えました。

 


わりと会話がスムーズに成り立ったので

Q&Aをご紹介しておきます。

 

Q:あなたは神様?それとも神様の遣い?

 

A:私はここに存在するだけだ。

ここに社を建てたのは人間だ。

(勝手に神様やら遣いやら言うてんのオマエらやろ? ま、どうでもええけど。って感じでした。)

 

 

Q:杉の木から出てきたけど、木に住んでるの?

 (あれってご神木ってやつかな。切ったらバチ

 当たるんかな。石を祭ってるのもあるよな。)

 

A:木は目印であり通路として使う。留まる(宿る)こともある。

なくなれば別の通路を使うまでだ。バチは当たらん。

(私が思い浮かんだことも筒抜けのようでした。)

 

 

Q:守ってくれるって、いったい何から?

(その時、右ナナメ後ろがモヤモヤっと嫌ぁな感じがして、うわっ見たくない!と思いました。

病気や悪霊的なものや、生きている人の妬みや敵意みたいなのも含まれているようでした。そして龍にザクっと言われました↓)

A:見たいものだけ見ろ。

 

 

Q:絵に描いてみてもいい?

(白龍はあまりにもハッキリ見えるのでスケッチしてみました。

ここに載せたのはそのときのスケッチをもとにパステルで

描きなおしたものです。スケッチの出来が良くて喜んでいると…)


A:これで満足だろ?

不思議な出来事を面白がっている時期はそろそろ終わりだ。

これからは使っていけ。

 

使う、の意味は分かりませんでしたが

絵を描くことはハズレではないようです。

そして2016年は本当に変革の時期で、

自分が何を良しとして何を否と思うかを

体験しながら選び取り、

自分の軸を固めていく感じでした。

 

白龍は変化のときにサポートする役割のようです。

 

ちなみに金剛證寺は三重県の朝熊山にあるのですが

山頂には八大龍王社というお社があるそうです。

私は行ってませんが、『龍王』って!

あの白龍なら、

「勝手に王様にしたんオマエらやろ?」

って言いそう。笑

 

ちなみに私はこのとき、3つのお願いをしました。


・リアル映像と重なって出てくるのやめて混乱するから

・家族や人が周りにいるとき出てくるのやめて迷惑だから

・運転中もやめてね、キケンすぎる


それ以降ちゃんと、瞑想中やお風呂でボーっとしてるときに限られるようになりましたよ笑