サウナ・水風呂愛好家として、またプロサウナーを名乗る者として、
どうしても経験しておかなくてはいけないことがあります。
それは「ヴィヒタ」をつくること。
濡れ頭巾ちゃんはその材料となる白樺を求めて
北海道旭川にやってきました。飛行機



製作の前にまずは腹ごしらえ。
市内中心部を車ではしっていたら渋い看板を発見。
ホットドックの店「ロロ」か。なんか良さそうだな音譜



店内にはおかあさんがひとり。
カウンターの設えや照明器具に「昭和」を感じます。
聞くと、昭和44年から営業してるんだってー。



ワタクシはタマゴサンドとコーヒー、野菜サラダを注文。
自家製マヨネーズの酸味がアクセントとなって、
かるくあたためたパンにもぴったりあうよ。
香り高いコーヒーも素晴らしいグッド!



大満足したところで、白樺並木へ向かいましよう。
草木が芽吹くこの時期の緑は、生命力があふれています。
まるで寒い冬にこらえていた息を一斉に吹き出すかのよう。



少し奥に入って、ちょうど良い枝を探します。
ここら辺がいいかなー
ちなみに「ヴィヒタ」とは白樺(若芽)の小枝を束ねたもので、
本場フィンランドでは、サウナ内でカラダをピシピシ叩いて使います。



また「ヴィヒタ」には筋肉をほぐす役割とか、
皮膚を刺激して新陳代謝を高めるとか、
バクテリアを殺したり、傷口を消毒し柔らかくする効果もあるみたい。

そんなこんなで、あっという間に完成しましたよー。
人生初の「ヴィヒタ」です!いえーーい!!チョキ
ちなみにこの場所は知り合いの私有地でーす。



早速お試ししなくちゃ。
記念すべき初ヴィヒタの実践は、
世界に誇る日本の宝、サウナ世界遺産?「白銀荘」で。



サウナ内でカラダをペシペシすると、
白樺の良い香りがサウナ内に漂ってきて超感動!!まるで森林浴!
自作したヴィヒタで、しかも白銀荘でこんな素晴らしい体験ができるなんて。。。
あー、どんどんハイになっていくー。。
自然と一体になっていくー。アップ



日本では神事に「榊」をつかうけれどヴィヒタはあれと一緒なんだよね。
神聖なサウナ内でカラダを叩くことにより、
聖霊の力がカラダに宿り、魂もリフレッシュされるんだよね



露天風呂も入って、自然のパワーをチャージした後は、
美しい山麓の町、上富良野で一杯やりましょう。
まずは第一食堂でビール&おかずいろいろ。



続いて、
美人すぎるママがやってるクラシカルなバー「千草」



この日の〆は、
ロックバー「セブン」で



FMのラジオ番組をエアチェック(死語?)したカセットテープを
大音響で聴かせてくれます。
(たまにアナウンサーの声も入ります)
この日はディオンヌワーウィックとカーペンターズ。
超きもちいいー。音譜