すずめの野釣りブログ

すずめの野釣りブログ

茨城のへらぶな釣りを中心とした釣行記をサブ☆カルに乗せてお届け~♪

皆様、明けましておめでとうございます!

そして、ご無沙汰しております!

2018年5月より5年間、毎週欠かさずに釣行記を更新していた当ブログですが、昨年4月を最後に更新を停止していました。

「アイツ、タヒんだじゃね?」と、巷では〇亡説も流れておりましたが…

ちゃんと生きていますし、相変わらず毎週欠かさずに釣りに行っております…(;^ω^)

 

昨年1年を振り返りますと、お恥ずかしながら春の乗っ込みシーズンはいずれも空振り…

泣きたくなるような貧果に襲われ(+日常も忙しくなってきたため)、ブログ更新を遂に停止してしまいました…(´;ω;`)

さらに、その後の記録的猛暑で、どーも野釣りに向かう気がせず、山上湖や管理で過ごすことが多かったです。

 

さらにさらに、最後の記事(230408印旛沼)の釣果のスッポン…

実はこれをペットとして(決して食用ではないw)飼育していまして、これをきっかけに手網で水辺の生物採取する、いわゆる “ガサガサ” に興じたり、と。。。

最近ようやく人工餌(カメの餌)を食べるようになったのですが、9か月同居しているのに全く懐いていません(ぇ

でも、鱗に覆われていて無表情のカメと違って、プニプニした皮膚のスッポンは表情(近づくと滅茶苦茶嫌な顔しますw)もあり、カワイイ(美味しそうな)んですよね~

ちなみに名前は原産地の「香取海」から取り、「香取大明神」と命名しました(ぇ

 

ですが・ですが!

そんなこともあって、生態系や変温動物の生態について考え直す機会もあり、更には、ブログ更新を辞めたことで「(ブログに釣果を載せるために)ハズさない(と自分では思っている)釣り」から「(釣れなくてもいいから)毎回テーマを決めた釣り」に興じれるようになったことで、これまでやってこなかった釣り方&釣り場に多く挑戦でき、個人的には充実した一年を過ごすことができたようにも思います。

そして、そのような “回り道の釣りに” に転向したことが思わぬ功を奏したのか、アイキャッチ写真にもある通り、嬉しい自己新記録も打ち立てることができました!!

なお、個人的な考え方の変化により、野釣り回の情報詳細(釣り座写真やその状況、日時、釣り方のキモ等々)は公開しないこととしますが、印象に残った釣行を豪華☆12連発でお届けしたいと思います~ (^^ゞ

 

 

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【1. 霞ヶ浦某所 (初夏)】

 

アメナマ地獄の季節に突入した霞ヶ浦…

とある “特殊条件” のこの日なら?と、期待して挑みましたが…相変わらず、底からカッツケまで全~部アメナマ猛攻!!(爆

全て手を打ち諦めかけた時、ダメ元で “超特殊変法” の釣り方を試したところ…ヘラバクバク地合いに突入~!?

諦めないで良かったぁ~と思うと同時に、この “特殊条件” の攻略はこうすればいいのね、と大きな収穫のあった回でした。

■ 天候: 曇り後晴れ

■ 実釣時間: 12:25~19:20

■ 主な釣法: 12尺バランス両グル

■ 釣果: ヘラ17(尺二寸~40cm級は3枚)、半ベラ2、コイ1、アメナマ25

 

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【2. 手賀沼某所 (初夏)】

 

この時期の手賀は小マブの猛攻が凄く、ヘラ師はどこにもいません(爆

ですが、この日は 1.と同じ特殊条件ということもあり、少し期待しての突撃です!

しかし現場に着いてみると、水が臭せぇ~~、レンギョの大量死で水が悪いんですわ (-_-;)

午前は完全ノーピク…早くも万事休すか??と思った矢先、アラ不思議!

午後から急にフナ族の群れが入って来たらしく爆釣モードへ☆

餌が持たないレベルの猛攻のため、ファーストアタックを積極的に狩っていくというエキサイティングな釣りとなりました~(≧▽≦)b

■ 天候: 晴れ

■ 実釣時間: 10:00~17:05

■ 主な釣法: 12尺バランス両グルと両ダンゴ打ち分け

■ 釣果: ヘラ26(尺二寸1枚、尺級数枚)、半ベラ8、マブナ11

 

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【3. 茨城県某河川 (盛夏)】

 

アメナマ地獄に嫌気が差し、霞ヶ浦から離れたとある野釣り場へ初挑戦!

フナ系が多く釣れると聞いていたこの川…その情報通り、開始後すぐに小マブが釣れ始めますが、なかなかヘラは出ません。

まぁアメナマが来ないだけマシか~と、いよいよ最後の二粒餌となったラスト一投!

ま・まさか!? 良型ヘラが出た~~(≧▽≦)♪♪

これだから最後の一投まで気が抜けませんねッ!!

■ 天候: 晴れ

■ 実釣時間: 12:00~18:55

■ 主な釣法: 12尺バランス両グル、両ダンゴ、両グルダンゴ打ち分け

■ 釣果: ヘラ3(396、八寸、手の平)、マブナ54

 

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【4. 神扇池 (盛夏)】

 

底釣り両ダンゴブレンドの完成回。

天々の “ちゃんとした” 底釣り練習がしたいと思い、私の中では何故か底釣り場と認識している神扇池へ(ぇ

人気の「ペレ底:芯華 = 1:1」ブレンドを始めて試してみたのですが…重すぎ&開かな過ぎでなんかシックリ来ない…

試行錯誤して、開かせたい時は〇〇、軽くしたいけどもたせたい時は△△(ヒ・ミ・ツ!)を配合するのがポイントであることを掴みました~ (^_-)b

その後の釣りでは、野でも管理でも底の両ダンゴはこの時考えたブレンドが基礎となっています。

■ 天候: 晴れ

■ 実釣時間: 7:40-15:50

■ 主な釣法: 15尺バランス両ダンゴ

■ 釣果: ヘラ20、ワタカ1、ブルーギル1

 

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【5. 田川浦湖  (お盆)】

 

今年も行って参りました! お盆3泊4日の長野遠征!!

だが☆しかしぃ~、先の夏の異常な酷暑&小雨は長野県も変わりなく…

例年お決まりコースの聖湖、美鈴湖共に水の入れ替わりがないせいか、魚達に全く活気が無く、イマイチ盛り上がらない釣りとなりました…orz

3日目は昨年爆釣だったみどり湖を目指したのですが…現場に着くと、全く水がねぇ!!(爆

管理人さんの話では、みどり湖は農業用貯水池も兼ねているので、小雨だと田畑に水を供給するためにすぐに水を落とすのだとか。

 

で、仕方なく隣の田川浦湖へ。

田川浦湖の水は農業用水には回していないそうなので、ちゃんと水が入っていたんですね。

しかし田川浦湖…こじんまりした真四角の形状で山上湖に期待する爽快感はなく、正直期待していなかったんですよね~

ところが!どっこい!?…ブリッブリのデカべラばかりが釣れる!!

これも常連さんに聞いた話なのですが、みどり湖は小型を大量に放流、その反面、田川浦湖は数は少ないものの型に拘って放流しているとのこと。

この日はみどり湖が釣りができない状況だったので、田川浦湖側がかなり混みの人災状態に。

午前中は全くサワリが出なかったのですが、これは周りも同じで、あまりにも釣れないために11時頃に皆さん帰ってしまったんですね。

で、空き状態になった正午から急に浮子が動き出し、ギュンギュン糸鳴りのする楽すぃ~カッツケを堪能することが出来ました!!

田川浦湖…その見た目とは裏腹のポテンシャルの高さに、大好きになっちゃいましたよ~ (^^♪

 

■ 天候: 晴れ、一時小雨

■ 実釣時間: 8:45-16:45

■ 主な釣法: 11尺0.5mカッツケ両ダンゴ

■ 釣果: ヘラ12

 

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【6. 松原湖 (お盆)】

 

前記田川浦湖の次の日です。

当ブログでは初登場の松原湖になりますが、当ブログ開設前の2017年、まだ恐れ知らずのド素人だった頃に湖畔館さんの桟橋に一人で突撃したことがあったんですよ。

それから実に6年…感慨深い思いでやって来ました!

丹生湖から移設されたという桟橋に乗ってみたく、釣り座はたぬき桟橋を選択。

昨夏の酷暑により長野県といえども前日までの聖湖等々ではかなり暑かったのですが、流石山間の谷間にある小海町は涼しいです!

但し、やはり少雨のせいか、魚達は表層までは湧いて来ない状況…

でも逆に、そのおかげでチョーチンには丁度良い活性で、ウケから落ち込みアタリを狙う王道のチョーチン両ダンゴを楽しめちゃいましたよ~

魚の型も、6年前より良くなった??

 

■ 天候: 晴れ、一時土砂降り・小雨

■ 実釣時間: 8:55-15:45

■ 主な釣法: 13尺チョーチン両ダンゴ

■ 釣果: ヘラ18

 

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【7. 鎌北湖  (晩夏)】

 

昨年一番の苦労回。

厳しい酷暑を避けるため、鬱蒼とした山間の鎌北湖を目指したのですが…現場に着くと、水がねぇ!!(大爆

なんと、固定桟橋から2.5mほども減水してしまっていました。

暑さを避けることだけに気を取られ、少雨の影響を考えていませんでしたよ~ (;゚Д゚)

しかも桟橋で釣りをするつもりだったので、釣り台を持ってきていなかったという痛恨のミス!

木陰の桟橋でのんびり釣りをするつもりが、日陰か日向かなど気にしている余裕はなく、桟橋下に岩が平らに露出している場所をどうにか探してスノコを設置するハメに。

この時点ですでに熱中症レベルの滝汗です…(ヽ''ω`)ゲフゥ

 

さらに…大減水の影響でヘラは表層で苦しそうにパクパクするだけ。

沖はそこそこ水深があったのですが、用意してきていた沖深ペレ宙は全くの不発で、デロデロ餌のハリスカッツケという真逆の釣りを強いられる苦しい展開となりました…

こういうイレギュラーもあるので、様子が良く分からない山間湖へ釣行する場合には、釣り台やカッツケ用の浮子といった “プラスα” の装備の準備・携行も重要ですね…

 

■ 天候: 晴れ

■ 実釣時間: 9:30-17:25

■ 主な釣法: 15尺0.1mカッツケ両ダンゴ

■ 釣果: ヘラ9、小ブナ23、カワムツ4、ザリガニ1

 

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【8. 吉森へら鮒センター  (初秋)】

 

ペレ宙ブレンドの完成回。

最近人気爆発の吉森へら鮒センターへ初挑戦!

同所の魚はかなり活性が高いということなので、もう初秋ですがペレ宙を練習することに。

ペレ宙ってどうやって強烈なアオリの中、粘りを出さずにもたせるのか…ひと夏ずっと悩んでいたのですが、この日ようやく納得のいく配合を決めることができました!

粘系は使わずに、重さのある◇◇で締めつつ、◆◆を入れて軽さや開きもコントロールすればいいのねぇ~!!(ヒ・ミ・ツ)

なお、同所へ初挑戦したもう一つの目的はコレェ~↑

吉森は昼食がメチャ旨なことでも有名ですよね!

この日は人気のマグロ丼にしましたが、まさか管釣りでこんな本格的な海鮮が食べられるとは思っていませんでした~ (#^q^#)

他にも美味しそうな丼&定食メニューが大量にあるので、また釣りに(食べに)行ってみたいと思います!

 

■ 天候: 晴れ

■ 実釣時間: 7:45-15:10

■ 主な釣法: 11尺1mペレ宙

■ 釣果: ヘラ37

 

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【9. 筑波流源湖  (初秋)】

 

低活性時のチョーチン両ダンゴブレンド完成回。

チョーチン両ダンゴって決まると超楽しいケド…私はちょっとでも渋い状況だと全く決められないヘボなのでどうしたものかと、これもひと夏悩んでいたワケです。

高活性時はネバ餌で簡単に釣れますが、低活性時はそれだと喰って来ないけどアオリには耐えなければならない…

そんな、ネバを使わずかなりサラサラ系だけれでも深宙までもつダンゴをイメージし、この日ようやく満足するブレンドが完成しました!

で、その証拠に、ちゃんと深宙までもってきっちりアタり…鯉!(爆

ブレンドが決まった時は良い連続アタリが出ていたのですが、この大鯉のせいで場が荒れ、その後は釣りづらくなっちゃった…というオチです(ォィ

 

■ 天候: 曇り

■ 実釣時間: 6:35-15:00

■ 主な釣法: 15尺チョーチン両ダンゴ

■ 釣果: ヘラ17、コイ1

 

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【10. 茨城県某河川  (晩秋)】

 

昨年の個人的伝説回。

一応過去に数回訪れたことのあるこの野釣り場…しかしこれまで一度もヘラを釣ったことはありませんでした。

今年はまた新たな座を探索するためチャレンジしたのですが、ホント何の気なしに見つけたポイントの状態がメチャメチャ良く、しかもアッサリと良型本命(397)の顔が見れちゃったんですよ!

 

で、これに味を占め、このポイントに適した装備に調整して挑んだ2回目。

待ち焦がれた瞬間は不意にやってきました!!

餌打ちから1時間20分、やや鈍めに入ったこの日の初アタリを狩ると…

やりましたッ! 483!!

2019年3月から長らく更新されていなかった野ベラ検寸自己記録(河口湖443)も大きく更新です~♪♪

あまり嬉しすぎたので、普段滅多にやらない持ち撮り写真も撮影しちゃいました… (;^ω^)

魚の頭の向きが逆(持ち撮り左頭が定石)という凡ミスをおかしていますが、この時はセルフタイマーかつ魚が弱らないように超焦っていたので全く気付きませんでした(爆

 

さらにこの日はこんな↓ナイスバディ(422)のオマケ付き~♡

実は私は尺半童貞だったので、どうしても尺半の野ベラが釣りたかったのですよ!

しかも今回は、へら鮒釣りでは無名の釣り場を自分で開拓し、これまた自分で鍛えた釣法(オリジナル設定のハリス錘仕掛け&ブレンドのグルテン)で達成できたため、その嬉しさはひとしおでした~ (#^.^#)v

 

■ 天候: 晴れ

■ 実釣時間: 10:30-16:20

■ 主な釣法: 16尺下ハリス錘両グル

■ 釣果: ヘラ7(483、422、398、383他)、マブナ1、ウグイ1

 

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【11. 鬼頭沼釣り堀センター (初冬)】

 

超長竿の天々底釣りというものをやったことがなく、いつかやりたいな~と思っていたところ、超水深の釣り場の同所で新ベラ狙いの両グル底釣りが熱いという情報を仕入れ、早速突撃!

ですが、私は超長竿はボーダーレスN24しか持ってねぇ~(;^ω^)

一応目的の超長竿天々の底釣りは体験できたのですが、ボーダーレスは重すぎて頻繁なアワセに向いてないし、パワーがあり過ぎて釣り味もサッパリ…

ただただ “重い棒” を上げ下げして筋トレをしているような感じで、管理には向いてないですワ(爆

閃光等の軽量竿の超長尺を手に入れよう!、、、そういう別の目標が出来た回になりました…

 

■ 天候: 晴れ

■ 実釣時間: 8:05-15:45

■ 主な釣法: 24尺バランス両グル

■ 釣果: ヘラ12、ブルーギル2

 

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【12. 北浦 渚 (年末)】

 

「漢は黙って共餌、固形物セットなぞ女々しさの極み!」…という謎の偏見に満ちていた私(ぇ

しかしここ3年ぐらい前から、新ベラでさえもグルテンに興味を示さず、冬の一日をグルテンで通すことは非生産的と感じるようになってきました。

で、ついに今冬から固形物セットをちゃんと練習しようと決意したワケです!!(`・ω・´)ゞ

 

この日はグルテン封印で1日通すことが目標。

ハードLの段底から入り、魚が浮いて来たと感じたら底に拘らず、さなぎ漬け力玉の宙セットへ変更。

メーターセットなんてお付き合いで年に1回やるかどうかという釣りなのですが…でもぉ~、、、やっぱりぃ~、、、固形物セットって釣れるよねぇ~~(*´ω`*)♪

偏見はどこへやらで、釣れると楽しくなってきちゃって夢中でいろいろ調整しちゃいました。

プチ抜き調整の感じも分かったので、新年は抜きチョーチンにも挑戦したいと思います (^^ゞ

 

で、同所を訪れた本当の目的はコレェ~↓(^q^)

同所食堂名物の肉そば!

これを年越しそばとして食べないと納竿ができないってモンですよ~

今年末もまた食べに行けるよう、また一年頑張りたいと思います!(^^ゞ

 

■ 天候: 晴れ

■ 実釣時間: 8:15-15:20

■ 主な釣法: 10尺メーター力玉セット

■ 釣果: ヘラ14

 

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というワケで、ブログ更新は途切れていますが、へら鮒釣りには更にドップリとハマっている私でぇ~す!(>ω・)

この他にも、これまで当ブログに登場していない釣り場としては、城沼、三名湖、兎谷津へら鮒センター、黒部川…等々にも挑戦しましたが、数が多過ぎるので、今回はここまで!

今後は不定期更新&詳細情報はナイショ♡とさせていただきますが、熱きへら鮒への想いは変わりませぬので、変わらぬお付き合いのほど宜しくお願い致します!

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げますッ!!(^^ゞ

 

 

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先の週末は、成田方面へプチ遠征!

2回目となる印旛沼で竿を出して来ました~

 

昨年の丁度同時期に初めて同所を訪れた際は、なんと大ハタキに遭遇!

アシポケットで9尺という普段使わない短竿を出し、実にスリリングな釣りが体験出来ちゃったんですよね~(*´ω`)♪

その時の快感が忘れられず、またこの日が来ることを楽しみにしていたんです!

さらに、この日のために!と、更なる短竿の7尺を新たに購入し、意気揚々と突撃したのでありました~(^^ゞ

 

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11:45 実釣開始。

釣り座は、昨年と同じ北印旛沼のアシ原のポイントです。

セッティングは、竿12尺、バランスのグルバラセットからスタート。

って!? さっき言っていた新竿の7尺はどうしたのかというと…

 

実はこの日は昨年と違い、全くハタキが起きていなかったんですね!(爆

偶然出会った常連さんの話では、一回目のハタキが1週間くらい前にあったものの、その後ヘラ達は沖に出て行ってしまい、まだ戻ってきていないということでした。

そりゃ、毎年同じ週の週末に都合よくハタいていたら、ヘラ師達は何も苦労しないってことですから、これは仕方ないんですが…

 

しかし私は昨年の甘~い記憶が捨てきれず、常連さんの情報も無視して、昨年と同じく最初はアシポケット内に釣り座を設けたのですが…ここで今年はさらに悪い状況が判明!

というのは、昨年はアシポケット内にも適度に泥底がの余地があり、バランスの底釣りが成立したのですが…

一方今年は、アシポケットの底にもビッシリと目に見えない枯れアシや根が底にあるみたいなんですよ。

なので毎投毎投全て根掛り…orz

しかも、今年はアシポケット内は水深が無さ過ぎと…開始10分で嫌になってしまい、折角開墾したアシポケットの座を捨て、先の写真の本湖向きの座を新たに開墾したのでした…

 

しかし、この本湖向きの座も水深はマシになったものの、どこに打っても根掛地獄であることには変わりナシ…

最初に出した新竿7尺では手前の固い水中アシ根に掛かってどうしようもなかったので、12尺に伸ばしてみることに。

ですが、12尺ラインも全て根掛り底。

ただ、これ以上竿を長くすると、今度は沖の水面下に見えているアシ島に仕掛けが突っ込んでしまう…

あとはこれまでの開墾の苦労を捨てて大移動するしかありませんでしたが、時間はすでに昼近くでそれも出来ず~(´;ω;`)泣

 

もうにっちもさっちもいかず、ホント泣きたくなってきましたが…ところが!

ここで、根掛かった仕掛けを無理やりピックアップする際に、何らかの生命体を引っ掻いた??

え? こんな底悪な場所にも魚が入ってきているのか?? いやむしろ、この釣り人を寄せ付けない複雑な地形こそ、水中の住民らにとっては楽園なのカモ?…と、もう一投打ってみたら、さっきの引っ掻きは気のせいではなく、今度は魚が掛かったぁ~!!

だがしかし、2本針の内の魚が掛かっていない方の1本がすぐに水中の見えない根に引っ掛かり、ラインブレイク~(;`皿´)グギギ

 

ですが、この出来事で私の中で何かが吹っ切れましたぁ!(`・ω・´)ゞ

いくら釣り人側が釣りづらくても、水中の住民らがヤル気なら、私から引くワケには行きませぬッ!!

毎投毎投根掛るのであれば、根掛る前に針を魚の口に押し込めばいいじゃない!(ぇ

そして根掛ったとしても、掛かった根側を破壊できる強力な仕掛けを使えばいいじゃあないの!!(は

この考えから、道糸を2号から3号へ、ハリスを1号から2号へ、針をアスカからヘラスレへと強化し、針も無駄な干渉を減らすために1本針とすることに。

魚が掛からなければ100%根掛りする底のため、餌切りは毎回竿を道糸と一直線に引いて、根を引きちぎって仕掛けをピックアップしていきます。

これは、私が野釣りで常用している強靭な振出鯉竿に加え、先の強化仕掛けと強い信念(?)を持った者だけが為せる無謀な釣法…名付けて “信長☆釣法” がここに完成したのであります!!(ォィ

 

この熱意(開き直り)が伝わったのか、またすぐに “ギョ” が掛かった━━━━(゚∀゚)━━━━!!

強烈ファイトの二尺級コイちゃんが連発~(≧▽≦)♪♪

太仕掛け1本針にしていたことが功を奏し、アシ中に突っ込まれても十分に勝負ができましたよ!

 

一方15:00から、それまでの晴天とは一転して予想外の大雨!

雨で少し水中の雰囲気も変わり、良いアタリでマブちゃん↓

フナ族が来たから、いよいよ本命ヘラも出るか!?と期待したのですが…続いたのは、まさかの珍客~↓

高級食材☆スッポン!?

ただ惜しむらくはそのサイズ…もうちょっと大きかったら食材として即確保だったんですがねぇ~(^q^;)

 

16:45、大雨がやや弱まったタイミングを見計らって納竿。

釣果は、マブナ1、コイ5、スッポン1でした~

 

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昨年の大ハタキのドリーム再来♥を期待して、1年振りに印旛沼へ挑んだ今回…

しかし今回は本命のハタキはおろか顔すらも見られず、期待は見事に打ち砕かれました!(爆

 

しかも、今年は釣り座の底の状態が悪く、一時は釣り自体が成立せずに不戦敗となることすら懸念される絶望を感じました。

だがしかしッ! 「こんな底が悪い状態では魚は喰って来ないハズ」…そんな所詮は水中で生活をしたことがない “人間本位” の幻想なぞは今回も粉砕され、水中の住民らは意外にもヤル気モード!?

毎回根掛り底をブチ切って仕掛けを回収するという、“捨て身の釣法” を決心したことが功を奏し、本命ヘラは出なかったものの、丸坊主を避けることが出来ました!

実際、仕掛け2本に加え、お気に入りの浮子2本(1本3000円相当)、さらに30本を超えるの針を失いましたから、かなりリスクの高い釣り方です。

ですが、印旛沼に詳しくない私は昼頃から別の座へ大移動しても恐らく失敗していたでしょうから、高い授業料となりましたが、今回はこれはこれでエキサイティングな体験となりました!!

 

印旛沼…私の通う霞ヶ浦とは異なり、ほぼ護岸化が進んでいない野性味溢れるフィールドです!

いや~もっともっと研究したいっ! でも茨城県西からは遠いぃ~!!(´;ω;`)

機会を探ってまた挑んでみたいと思います~(^^ゞ

 

 

 

P.S. 今日のボツ釣行シリーズ~(-_-;):

今回突如千葉の成田方面へ遠征した理由は、日曜日に所属するへら鮒会の例会が「富里の堰」で開催されたからなんですね。

なので、その前日に印旛沼で野釣り → 近隣のビジネスホテル泊 → 富里の堰で例会という流れだったのですが…

既述の記事の通り、例会前日の成田地域は夕方から夜に掛けて冷たい大雨!

そして、雨の次の日は絶望的に活性低下するのが管理池の不可避な特性です!!(爆

 

よって、同所入釣者全員悶絶!

加えて、その中でも特に管釣りヘボの私は大爆死ぃ…(゚Д゚)

前日までどんな釣り方でも勝手にボコボコ釣れるレベルの好活性だと聞いていたのに、なんでいつもこんな日に当たるんだろう…ワシ、マジに呪われてんのか??

ダマダマやネバネバに苦労して、折角初めて自分でウドンを炊いてきたのにねぇ~↓

…というか、ウドンの使い方ってこれで合っているんですかねぇ??

まぁ、もう次の冬まで炊かないと思うので、今となってはどうでもイイですが…(;^ω^)

 

そんな感じで、本来本番のハズだった例会記事はスキップ!(爆

楽しかったのは、ランチタイムだけよ??

此処のモツ煮丼(600円)↑は、極厚モツが入っていて超喰い応えアリっす~♪

これは病みつきになりマスよぉ~(*‘μ‘ )b

小春日和となった先の週末は、急遽1泊2日の山梨遠征へ突撃ッ!

河口湖、相模湖で竿を出して来ました~

 

山上湖、ダム湖でも続々とパンパッンに膨れ上がったビッグママンの釣果報告が上がって来ている今日この頃。

私も一度、一枚でいいから、そんな釣った本人すらもブルっちまうような “モノホンのビッグママン” を釣ってみたい…そう意を決し、山梨の山上湖行きを急遽計画!

というのは、さらに前週の春の嵐となった週末は、河口湖でかなりの好釣果が出たという情報をアメブロで複数見かけたからなんです。

その1週間後なら「ヘボの私にも1枚くらいは釣れるのでは?」と、甘~い期待を胸に挑戦したのですが…

 

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【1日目: 河口湖/長浜】

 

9:40 実釣開始。

場所は、河口湖の奥の方のこんな場所↓

当初は、4年前の春に初めて河口湖を訪れた際に竿を出したこの対岸のアシ原に座を構える予定だったのですが、現場に着いたら「魚類採取禁止」のブイが浮いていたために断念。

こちら側へ移ってきました。

 

なお、前週は同所では好釣果が出たという話ですから、この日は平日の金曜日とはいえどもどの座もかなり混んでいるのではないか??と心配していたのですが…全然全くもって誰もいねぇ!?(爆

また釣れなくなっちゃったのか…何だか嫌な予感がします…(;^ω^)

 

セッティングは、竿24尺、バランスのグルバラセットにて開始です。

棚は2本強で、底にはたまに障害物(枝やドブガイの殻)があるものの基本的に平坦な砂地で、水中環境は良い感じ。

 

開始から2時間ほどな何もなく経過しましたが、正午頃には次第に左手側からの風が強くなり、流れが出始めた!

これに伴い下ハリスBガン玉錘で仕掛けを止めようとしたら…ん?仕掛けが止まらねぇ??

何だかズル、ズボッと浮子が上がっては流されてしまうんですよ。

通常、流れが強すぎるのであれば、浮子がシモって水没するハズなので、逆に浮子が上がってくるのは不自然…

これは何かが近くにいる??と警戒していたら、案の定、すぐにドキューン☆と浮子が入ったぁ~!?

だがしかし、これは何らかの大型のスレらしく、ハリス切れに。

その後、再び魚の気配が無くなってしまいました…orz

 

次に浮子が動いたのは、15:00頃。

正午の地合いと同様に、ハリス錘で止めていた浮子がズルッズルッと上りはじめ…今度はキッとイイ感じで落とした━━━━(゚∀゚)━━━━!!

が! 軽~いッ!!(´;ω;`)

残念ながら、外道の大型ウグイ(尺半玉なので40cm近い)でした…

てか、あまりにも釣れないので、思わず玉網使っちゃいましたよ~

 

ここからいよいよ本番の夕間詰!?、、と期待したのですが…

同日はこれまで曇天+横風だったのですが、ここにきて急に晴天・微風の “良い天気” に変わってしまった!?

で、今まで曇っていたせいで分からなかったのですが、晴れた状況で湖を見渡してみると、水が物凄くスケスケなんですよね…

この透明度で、曇りや風すら無くなったら、魚は全然喰って来ないってことですよ。

そんな感じでチャンスのハズの夕間詰は、感度の良いバランスに戻していたのにも関わらずノーピクに終わりました~(◎Д◎)クアッ

 

残るはナイターしかありませんが、同所は「夜間の遊漁」が禁止。

但し、日釣遊漁券承認証(880円)の裏には「遊漁時間は日没1時間後まで」との記載があります。

よって、もはやこの1時間に賭けるしかありません!

あ"~まさか、この奥の手「日没後1時間」にまでもつれ込むとは思っていませんでしたよ~(;´Д`)

 

日没後は右手側からの風がやや強めに吹き始め、好機のやや荒れ具合に。

しかし、ナイター浮子チェンジ後も一向に浮子が戻してこない!!

残りあと40分…30分…と、徐々に絶望の雰囲気に包まれます…

ですが、あと20分のところでようやく浮子に返しが出始めた!?

しかもこれまでの浮子の返しとは異なる、バラケ抜け2節上げでピタリと停止しそこからモゾモゾする返し…こ、この動きは…ヘラッ!

ここで奇跡の大逆転!!?ーーー…とはなりませんでした~~(´;ω;`)号泣

掛かったのヘラのウロコだけぇ!!(爆死

 

18:50、日没後1時間を迎え涙の納竿。

釣果は、ウグイ4、ブルーギル1でした~

 

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【2日目: 相模湖/上野原】

 

大期待だった初日の河口湖で真逆の激渋&大爆死を喰らい、凹んでノロノロと到着した相模湖…

しかも2日目は前日よりも更なるドピーカンの晴天ときたものだから、もう何をやっても釣れそうな気がせず、全くヤル気ナッシングだったのですが…

現場に着いてみると、なんと!アシ中で小規模ながらハタいているではありませんか!!

これを見たら一気にヤル気が盛り返してキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

釣り人とは実に単純な生き物です…(;^ω^)

 

13:45 実釣開始。

一旦別所に入ったものの気に入らず、二転三転して最後に決めた釣り座はこんな場所↓

というのはこの場所、乗っ込みベラの往来がスゴいッ!!↓

写真じゃ見づらいと思いますが(拡大してみてください)、竿掛けの先端下を巨ベラとはいえないものの、40cm級の乗っ込み集団が結構な頻度で行き来しているんですよ!

この時期、一般的な観光客は満開の桜を眺めて心を癒されるのかもしれませんが、我々ヘラ師は、この水中映像を眺めて大☆興☆奮って…なりますよね??(≧▽≦)♪

 

セッティングは、竿18尺、バランスのバラグルセットからスタートです。

正面の棚は1.5本程で、左手ほど徐々に深く、右手のアシ原際は浮子1本まで浅くなっているという、左右カケアガリの地形です。

 

肝心の浮子の動きですが…なんと1投目から嬉しくない速攻の消込アタリ!!(ぇ

というのは、相模湖は河口湖と違って小ジャミが物凄いんですよ…

その正体は、大型の針には掛からないようなコイツら↓

少しでも水深のある場所は何処に打ってもコイツらのせいで全く餌がもたず…という感じで、早くも嫌になってきました。

 

仕方なく、右手のアシ際へ、集魚を抑えた両グルで、カッツケ斜め打ちをしてみることに。

すると、ゆっくりを浮子が返してきて、なかなかイイ雰囲気じゃないの~??

と思っていたら、クッと浮子が落ちてキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

って、お前か~い!!(;^ω^)

深場は小ジャミ、浅場はカメと…大型ベラの群れを眼前にして、今度は食欲旺盛な外道に泣くこととなりました~(´;ω;`)泣

 

その後、日没直前の30分程のみ、アシ際で大型魚類の気配がありましたが、4連発のスレ(恐らく)で、ハリス切れ&すっぽ抜けで、姿すら拝めず。

ナイターでは潔く再び正面の1.5本棚を集中的に狙いましたが、日中とは打って変わって生命反応自体がなくなり、ニゴイ・ウグイをポツポツ拾うだけに終わりました…

 

21:35、撤収作業&帰路の長距離運転を考えるとここが体力の限界と判断し納竿…

釣果は、ニゴイ4、ウグイ4、オイカワ1、アカミミガメ3でした~

 

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私もいよいよ “モノホンのビッグママン” を釣ってみたい…

そう願って、前週は好調と聞いた河口湖、そしてオマケで相模湖に挑んだ今回でしたが…

結果は、大爆死ぃ!!

河口湖は、やはり水の透明度が高い湖であり、天候が回復してしまった同週末はどうにも喰いが立たない状況でした。

相模湖では、小規模ハタキ中&大型ベラの群れを眼前を往来という状況ながらも、逆に乗っ込みに夢中で摂食行動は弱い状況であり、食欲旺盛な外道にやられてしまったという感じでした。

しかし悪条件ながらも、どちらも一瞬ヘラチャンスがあったような気がしますが、そこは私の力不足で本命のアタリにつなげることができませんでした…

い"や"ぁ~~悔しいッ!!(;`皿´)グギギ

いくら自分が見たことがないような大物が目の前にいたところで、アタらなければどうとうことはありませぇ~ん! 誰か、援護願います…(ぇ

 

だがしかし! これでいいっ!!(キリッ

膨大なコスト(宿泊費、ガソリン費、高速費、釣り台・ウェーダー・高枝バサミなどの特殊装備etc)と破滅的な労力(危険を伴う釣り台設置、ナイターの防寒対策、長距離運転、帰ってからの装備の泥落しと修繕etc)を費やしても、結果は何の価値も無い本命凸!!

こんな狂ったスリルのある釣りは、“へら鮒の野釣り” 以外、私は知りません!!

一方、このハイリスクがあるからこそ、野釣り遠征釣行は負けられぬぅ! だからこそ次こそは上手くやってやるぅ!! と…沸々と闘志が湧き、一層と病みつきになるのですよ~p(Φ∀Φ)qフォォォ

実際、今回の釣行でも、私は釣り座に拘って両日とも何度も何度も移動・修正を行い、こまめにバランス/ハリス錘/ドボンといった仕掛け交換や餌配合の変更もして、ホントに最初から最後一投まで希望を捨てずに全力を尽くしました。

この気持ち、まさしく野釣りに対する “愛♡” だ!(は

 

山上湖・ダム湖の乗っ込みは梅雨時までチャンスがあるみたいですね。

今回はちょっと天候が良すぎた(私、晴れオッサンなので)ため、増水・濁りが発生しそうなタイミングで、随時リベンジに挑みたいと思います~(^^ゞ