お酒の話② | ミナミのブログ

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のんびり、、まったり

く今日はカクテル

Cocktailとは

直訳すると『おんどりの尻尾』となる。


 ミクスドドリンクに

どうしてこんな名前がついたのであろうか? 


 これには数多くの説があるが

どれも伝説の域を出ず

定説とはなっていない 


一般的にはメキシコの

ユカタン半島の

カンペチェという

港町に

イギリス船が入港したとき 

船員たちが

ある酒場に入ると、

カウンターの中で

少年が

綺麗に皮を剥いた

木の枝で

美味しそうなミクスドドリンクを作って

土地の人に飲ませていて


当時イギリス人は

酒と言う物を

ストレートでしか

飲まなかったので

それはとても珍しい

風景に写った


一人の船員が

『それは何?』と

少年に聞いてみた


 船員は

ドリンクの名前を聞いたつもりだったが

少年はその時に使っていた木の枝の事を

聞かれたのかと勘違いして『これはコーラ・デ・ガジョ(Cola de gallo)と答えた。

コーラ・デ・ガジョとは、スペイン語で

おんどりの尻尾の意 

 

少年は木の枝の形が似ていたので

そうした愛称で呼んでいたのであった。


この

コーラ・デ・ガジョを英語に直訳すると

テール・オブ・コック(Tail of Cock)

になる。


これ以来ミクストドリンクのことは

テール・オブ・コックと呼ばれる事となり

やがて、カクテル

(Coktail)となった。

という


信じるか信じないかは

あなたのご随意に

ということらしい

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私が子どもの頃

横浜の本牧通りには

米軍の退役軍人が営むお店がいくつか有り、

そのなかに多くの著名人も通った

リキシャルームという

バーがあった


酒の話を書き写している頃は

そのお店が再オープンされていて

近くのマンションに住む娘と何度か出掛けた


その

バー(Bar)の起源 


バーという言葉は

横木の棒からきている


それが酒場を指すようになったのは

1800年代の

西部開拓時代の

アメリカにおいて

簡易居酒屋ではビールやウイスキーを樽から計り売りしていて


客の中には酔っ払って勝手に飲もうとする者が出てきて


そこで経営者は客席と樽を仕切るために

バー(横木)を設け

酔っ払いを近づけないようにした


その横木はやがて

横板になって

現在のような対面販売の形態になっていき


そうしてそのような

業態の居酒屋をBarと

呼ぶようになったとか

1830年代から50年代のことだと言われる


因みにネット用語の

バーも、仕切るという意味でその横木が語源になっているとか


カウンターと言えば

昭和の時代

お寿司屋さんで

座敷やテーブルで

器に入れたお寿司を

食べることに対して

カウンターで

好みの寿司を

握って貰いなから

食べることを

タチでと表現していた


世の中に電子マネーとかクレジットカードの無い時代

値段表の無い時価の

ネタを注文するには

財布の中身を相当厚くしなければならなず

タチで食べることは

ある意味ひとつの

ステータスでもあった


最近は

立ち食いで食べる

お寿司屋さんが増え


タチでというと

その事を表すのだが

寿司屋の歴史から

観ると

立ち食いの方が正解で


寿司屋の始まりは

日本橋に有った

魚河岸で

働く人達のために

握り飯大のシャリに

河岸の魚の切り身をのせたものを

屋台で立ち食いさせたという


大正九年に

志賀直哉が書いた

小僧の神様にも

寿司屋が出てくるが

丁稚小僧でも入れるほどの

敷居の低い店だった

ようだ


barの語源について

弁護士が

傍聴席と裁判官席を

分けた棒をいうという話もある


いずれも無軌道な人からの保全に代わり無いようだ


因みにというほどでもないが

今日、11月8日は

1846年

アメリカの酒場に

バーが設けられた頃


現代にも繋がる

ロスチャイルド家が

誕生した日なのだとか