奇術 | ミナミのブログ

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のんびり、、まったり

今日は1月23日で、1,2、3、として奇術を披露する掛け声に准えて

1990年に日本奇術協会が奇術の日と制定したそう

 

日本の奇術師にはサーストーンの三原則というものが有って

それを厳守しなければならないのだそうだが

元々この原則を作ったのはハワード・サーストーンというアメリカ人

 

少しばかり長い人生を生きていると、日本には何故かこのように

しなければならない、というルール順守志向の場面に遭遇することが

よくある

 

その日、夫がモンゴルで着る防寒着を探してレジに並んでいると

会計をしている夫婦がレジの女性に文句を言っている

何かのルールが守られていないのでご立腹のご様子

スウェットの上下の夫らしき人に、奥さんらしき人が、もういいでしょうと

小さな声で宥めているのだが、夫らしき人はなかなか納得しない

後ろに並んでいる人が徐々に増えていき、漸く納得したのかと思ったら

奥さんに依って強制退場されたもよう

 

容姿には見覚えが無いが、ご夫婦ともに声には聞き覚えがあった

スーパーのレジで遭遇したのは1960年代のスーパースター

そして奥さんは現役の性格俳優さん

 

某掲示板にこの夫の〇〇〇〇さんのことでいろいろと書かれていたので

私生活を教えてあげようと思ったら、ものすごい勢いで叱られた

そんなことを書いて何の意味があるのかと

今思えが彼女たちの中では

その〇〇〇〇さんの全盛期の夢の魔法が解けていなかったのだと思う

 

成程、サーストーンの法則

 

予め起る現象を説明してはならない

同じマジックを繰り返ししてはならない

タネ明しをしてはならない

 

このタネ明しに抵触していたのだと

夢という魔法は解けてしまってはこの上なくつまらないのだ

 

因みにこのご夫婦、まだ割りない中として世間から隠れてお付き合いしている時

夫とデート中の私達と遭遇している

場所は、某ホテルのラウンジ

仕事を終えた後ドライブをするのが好きだった夫が

早朝誘ってくれた湘南海岸

モーニングを提供しているホテルに立ち寄ったテラス席で食事をしていると

帽子を目深に被った二人が物凄い目をして私と夫を睨みつけた

まさかそんなところに人がいるとは思わなかったのだろう

私は受験勉強全盛期だった頃活躍していた彼のことは一切存じなかったし

あんな厳しい目をして私達を見たりしなければ

たぶん夫は気がつかなかったと思う

 

そういえば、グアムに行ったとき、私達を迎えに来たホテルの車にも

結婚前のタレントさんお二人が一緒に乗っていた

 

後にテレビで別々の便で行かれたというふうに書かれていたが

グアムに着いて安心されたのか、とても仲良く話していた

それなのにホテルに行くとほぼ別行動 

日本人がたくさんいて警戒されたのでしょう

 

たとえ〇〇〇〇だからと許せても

芸能人はまるで奇術師のように

私生活というタネを見せない努力をしなければならない、らしい

 

その分でいえば芸能人の熱愛報道など個人的なことを暴露する雑誌記者も

このサーストーンの法則に抵触しているように思う

 

因みに私は瞬間的な奇術なら何個か出来る

ヒトはそれを目の錯覚というけど