ずっと以前、家の近くにゴルフの練習場があって、そこのコーチは、私が高校時代の友人の弟の同級生で、
その頃からの知り合いで。
私自身、ちょっとした理由から、中学時代からゴルフやっていて、
そんなわけで、コーチが教えている生徒(私もその一人だったんですけど)のコースレッスンに
いくときは、何人かの生徒さんのサブコーチを頼まれたりしてたんです。
ちょっと短めの髪に、白いコットンのブルゾンにパンツスタイルではあったんですけども、
女性用のディーンググランドから回ったことはなかったんですけども、
キャディバッグにはちゃんと私のフルネームが入っていたんです。
なのに、バレンタインの日に、生徒さんの一人から、恭しく、バレンタインのチョコを差し出されたんです。
お願いです 受け取ってください!って。
まあ、チョコレートを受け取る自体、ドーデも良いんですけど、
いつも私がサブで手伝ってやっているコーチが、肩を揺らして笑いを堪えながら、
今年はチョコを貰えてヨカッタジャン、て。
すると、その女子大生風のお嬢さん、
来年はもっと大きいのを、って。
だから私は、速攻でお断りしましたとさ。
そんな話をPTAの会合の席でしていたら、
遅れてきた、ご近所の総合病院の院長婦人が、
私もまんざら捨てたもんじゃないわ、と入ってきて、
今朝、玄関前に立っていたら、バイクに乗った若い男性に声を掛けられた、って。
それって、銀色のヘルメットを被って、白いブルゾン着てたでしょ。
と言うと、
え?何で?っていうので、
それは私さ、と答えてやったのです。
近頃は、義理チョコなんて味気ないものばかりではなく、友チョコとか、感謝のチョコとか、
いろいろとあるそうですけど、それは全部、チョコレート会社の陰謀と解っていても、
貰えると嬉しい、という男性は多いようなので、なるべく、男性にあげて欲しいと思います。