青 | ミナミのブログ

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のんびり、、まったり

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昨日の雨に洗われた青葉が、太陽の中でキラキラと輝いていました。
 
今の頃の青と付く季語には、
 
青葉(あおば あをば) 青葉若葉 青葉山 青葦 青嵐 青梅 青柿青葛 青蛙 青蚊帳 青き嶺   《青を踏むは春の季語》
青草 青東風(あおこち)《青北風(あおきた)は秋の季語》 青芒 
青田風 青田波 
青田道(風によって、稲穂が分かれ、一筋の道のようになったさま) 
青蔦 青梅雨 青嶺(あおね) 青葉闇 青富士 青葡萄 青酸漿 青岬
青柚(あおゆ)青林檎 などがあります。
 
 
青といえば、
昔、いえ、大昔からの中国には、風水思想というものがあり、皇帝が城を
築くとき、城内に立ち入る邪気を見張るために 東西南北ならぬ、とん、なん、しゃー、ぺい を開いて、門を設けたそうです。
 
そして、そこに、四神相応として、東に青竜神、南に朱雀神、西に白虎神、北に玄武神を、守り神とすることで、城内の繁栄と安寧を願ったのだとか。
 
因みに、中華街の門は、中国式にいうと、牌楼(ぱいろう)となります。
 
東は朝陽門(ちょうようもん) 山下公園側から入ったところにある門
 
南は朱雀門(すざくもん) 元町商店街から前田橋を渡った横断歩道の
先にある門
 
西は延平門(えんぺいもん) 私の母校である、横浜市立港中学の脇に
ある門
 
北は玄武門(げんぶもん) 横浜公園側から入った門 です。
 
 
中華街には、このほかにも六基、全部で十基の門があります。
 
中華街の大通り入り口、横浜大飯店の脇にある、善隣門は初代は1955年に完成し、その頃は「牌楼門」と呼ばれて、この門が建つまで「南京町」と呼ばれていたそうです。
 
その後、1989年に、新設された際、親仁善隣ということで、善隣門と呼ばれるようになったそうです。
 
私が高校時代(1970年代)までは、南京町のほうが通りが良かったように思います。
 
JR石川町北口から直ぐのところにあるのは、西陽門です。
中華街への案内板なのかなあ…。
 
天長門と地久門は、横浜大世界の前の、山下町公園がある通り
《関帝廟(関羽という商売の神様)の参道》に建っています。
 
あと二つは、市場通りの入り口と出口にある、市場通り門です。門には、
右から、り通場市 って書かれています。
 
以上は中華街の牌楼の話ですけど、その、風水の思想は、飛鳥時代の
日本にも伝わり、キトラ古墳の壁画にも青龍 朱雀 白虎 玄武 四神が描かれている、と、、、【確認のためキトラ古墳で検索したら、丁度、四神の壁画を6月13日まで特別公開中とありました】
 
そこで、青龍の青、朱雀の朱 、百虎の白、玄武の玄(くろ)は、
それぞれ、春夏秋冬に割り当てられて、青=春、朱=夏、白=秋、玄=冬になります。(玄は、玄人のくろですから、色でいうと黒です)
 
ですから、青とは、実際は、春になるわけですが、今の頃の青は、
新しい、新緑、そして若葉 新鮮味のある青、という意味になるのです。
 
日本の季節にはまた、春夏秋冬、それぞれにお姫様がいて、
春の姫は佐保姫、夏の姫はつつ姫、秋の姫は竜田姫 
そして冬の姫はうつた姫というそうです。
 
とんなんしゃーぺいと牌、と聞くと、麻雀を思い出す私です。