
これを見て、直ぐに何だか判る方は、我が娘とお友達になってもらえそうです。
これは、ガーベラの種が出来る途中なのだそうです。
テーブルの上の花瓶の中のガーベラをそのままにしておいたら、
下に置かれたコップの中に落ちていたのです。
毛鉤の羽のようなところが薄桃色なのは、このガーベラの色がそうだからなので、
路地で立ち枯れたガーベラは、蒲公英と同じように、真っ白な綿帽子になるそうです。
なので、阿弗利加蒲公英という名前もあるそうです。
ガーベラという名前は、この花を発見した学者に由来するそうですけど、花瓶の花から落ちてくる、
この写真を見ていると、和名の、阿弗利加千本槍という名前をつけた人の気持ちが
なんとなく解ります。
ガーベラは、路地では夏から秋にかけて咲くので、俳句の季語では夏になります。
ガーベラの炎たつなり海を見たし 加藤楸邨
春に見る、サーモンピンクのガーベラは、赤ちゃんのホッペみたいです。
