横浜国際仮装行列を久し振りに見に行ってきました。
今は、ザ横浜パレードという呼び方をするようです。
このパレードは、7月生れの私より一月早い、1953年6月2日に始まっていて、最初は日本大通から伊勢佐木町までという、割りと短いものだったようです。
私が物心付いてから、大人になるまでは、日本大通から蒔田公園まで、というのが定番になっていたように思います。
昭和30年代には、出発地である、日本大通から、蒔田まで、たくさんの人垣が出来ていて、中には、茣蓙を敷いて、ご飯を食べたり、お酒を飲んだりしている人もいました。
このパレードに母が参加したのは、私が中学三年のときです。
お隣のオバサンと一緒に踊りを習っていて、その教室の生徒さんたちが全員で、パレードで踊ることになったのです。
私は母に求められて、妹と一緒に母の近くを歩いて付いて行ったのですが、蒔田公園に着くと、母達はさっさと集合してしまい、私と妹は、ただ埃っぽい公園に突っ立ったまま数分過ごし、二人して帰ってきたという、寂しい思い出があります。
そんな話を娘にしたところ、そういえば中学校の卒業式に、お友達と一緒に帰る約束でもしておかないと、式に参列したお母さん達はそのまま謝恩会があって、生徒は一人で寂しく家に帰って、あるもので寂しく食事をすることになるんだよね、というのです。
ああそうか、物事は多角的に見ないと、自分側の気持ちしか見えないものなんだなあと思いました。
で、今日、そのパレードを実に10年ぶりくらいに観に行ったのですが、始まりが雨模様だったためもあり、沿道を埋める人はそれほどいなくて、パレードの人たちが奏でる音楽が、曇天の空にちょっとだけ虚しそうに響いていました。
ところで、昨日は、山下公園の産業貿易センタービルのホール、通称産貿ホールでは、ブランド品の安売りをしていたので、ついつい、そちらのほうに身も心もいってしまって、結局、横浜ベイスターズの歌を一緒に唱和しただけで、後は、買い物に勤しんで来たという訳であります。
大阪の大丸で売っているというブランド品は見ているだけでも楽しかったのですが、売っている方のテンポの良い大阪弁も楽しかったので、つい、何点か買って、中華街で食事して、ユニオンで買い物して、そんな風に憲法記念日は終りました。
気が付くと、パレードを見ている方たちの中には、お子さん連れの方が多くいて、我が家でも、子どもが幼い頃、パレード沿いのファミリーレストランにい続けて、ちょっとリッチな気分で楽しんだことを思い出しました。
ところで、子どもに優しい横浜市では、これからも、いろんなところで、子ども向けのイベントがあるようです。
ちょっと遠方で、お子さんを連れて横浜に行きたいと思われる方には、横浜駅からみなとみらい線の日本大通で降りて、大桟橋に向かい、そこから左に曲がり、赤レンガパークでピクニックをすることをおススメします。
赤レンガパークでは、今、花のイベントで、5万近い花が咲いていて、それに、いろんなお店にテイクアウトメニューがあるので、近くの芝生の上などで、気兼ねなくピクニック気分が楽しめます。
みなとみらい線沿線では、こんなイベントもあるそうです。
http://www.minatomirai21.com/entertainment/event_detail.html?id=10804004
それから、五月五日のこどもの日には、鶴見の麒麟麦酒工場で生麦獅子舞なんかもあるそうです。
もう一つ、京浜急行の、日の出町駅から徒歩で行かれる、野毛山動物園はいつでも無料で入れるのですけど、連休中は、アフリカンフェアというものをやっているそうです。
ここは、おむつ交換用ベッドもなんか所かに有って、小さな赤ちゃん連れでも楽しいかもしれません。
ところで、電車の中やバスの中や、日なたで、火がついたように泣き出している赤ちゃんを時々見かけますけど、そんな風に泣いているときは、赤ちゃんの体が熱くなっている場合が多いので、ちょっと服を脱がせてあげたりすると、泣き止んだりします。 特に、日なたでそんな風に泣いているときは、軽い脱水症状を起こしている場合もあるので、出来るだけ早く冷たいお水を飲ませて、涼しい場所で休んであげて下さい。
これは、私が若い頃、泣いている子ども達に途方に暮れているとき、近くにいた先輩お母さん達から頂いたアドバイスです。
夏の暑い日、幼稚園児までのお子さんを連れて歩く場合は、バスタオルを一枚持参することも教えられました。
冷房の効いた電車や、レストランなどで眠ってしまったときは、体温も下がるので、バスタオルで包んであげると良いのだそうです。
赤ちゃんを連れてみなとみらいを楽しむお父さんとお母さんの安心マップだそうです。
http://www.yuskin.co.jp/akachan/map/page/minatomirai.html
天気予報では、明日は晴天なのだそうで、私は娘と二人で、道頓堀のあの人形にご対面してこようかなと思っています。