伊達なお散歩(http://amba.to/1VvRIhX)でご紹介した三春の滝桜を見に行った際に連れて行っていただいたのが三春文化伝承館。
とにかく雅で,ぜひ次はお着物で行きたい場所でした。
福島の方はもちろん,他県の方もお着物でぜひ!な建物なのです。
三春では,明治時代に政府の殖産政策の元,養蚕が盛んでした。
生糸問屋として一代を築いた吉田誠次郎氏のご自宅が保存されているのですが,誠次郎さんが好きなもの詰め込んだ宝箱のような御屋敷です。
1895年に建てられた母屋と蔵座敷は,和風の寝殿造りもあれば,当時は珍しかった中国風の様式も取り入れて建材も多種多様。
一つのお部屋で柱の木材が全部違ったり,それも黒檀,紫檀,白檀,黒柿,鉄刀木(たがやさん),薩摩杉など最高級材,天井が漆塗りだったりするのです。
もうですね,雅が止まらない(笑)
釘隠しが雅
桐の彫られた欄間が雅
照明が雅
こちらの照明もこれまた雅
天袋が雅
雅な障子を開けると・・・
外の景色がこれまた雅
別のお部屋の障子も雅
開けると(無粋な電柱やフェンスがありますが)これもまた雅
障子やふすまの引手も細かな細工が施されていて雅
こちらの丸障子なんてですね
隠し扉になっているのです!
こうして見学している間ずっと「・・・雅だ・・・みやび・・・OH!MIYABI!・・・」と連発しておりました。
ちなみに同行者は「佐助(忍び)がいそう!」を連呼していました(笑)
母屋ではお抹茶や甘酒もいただくことができる素敵空間でした♪