刀剣散歩~刀剣基礎講座①~ | 杜の都のすずめのお宿

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「審神者たるもの,刀の手入れもかっこよくしたいよね☆」
と思った・・・かどうかはさておき,刀剣の基礎講座を受講してきました。
(写真の一部は磯部美雪さんとシェアしています。)

刀剣の種類,手入れ道具の名称や使い方などに関する座学と,実際に刀の手入れを体験させていただきました。
鞘が錆取りなどの掃除ができるよう割れることや,飯粒でつくったのりではりあわせてあることなど,初めて知ったこともたくさんありました。

興味のある分野と重なる知識は頭に入りやすくて,「だから打刀と脇差でしか二刀開眼しないのかぁ。」とか「目釘の穴が複数あるのはそういう理由からなのね。」とメモを取りつつ集中して聴講できました。

日本刀を保管するときは,白鞘に入れられています。
柄の部分も朴木(ほうのき)です。

柄を外し,刀身の汚れを落とし,丁子油を塗ってまた白鞘に入れる。
それほど多くない手順ですが,実際にやってみると結構緊張しますね。
鎺(はばき)が外れにくかったり,打ち粉をうまく打てなかったり悪戦苦闘しながら反復学習。



▼刃文が綺麗に見えるか確認


貴重な体験ができて良かったです。
今度は鑑賞のポイントなど見る目を養いたいなぁ。