伊達なお散歩~仙台キリシタン殉教碑~ | 杜の都のすずめのお宿

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1月4日,仙台城址からの帰り道に大橋の近くのある場所に立ち寄りました。
仙台キリシタン殉教碑です。

中央はポルトガル人宣教師ガルヴァリヨ神父,その左右は殉教者たちの象徴である武士(左)と農民(右)です。

【キリシタン殉教の碑説明板の解説】
慶長18年(1613年)江戸幕府によるキリシタン禁教令が行われ,元和6年(1620年)冬,ポルトガル人宣教師ガルヴァリヨ神父他8名の日本人キリシタンは奥羽山脈に潜伏中捕えられ,仙台に護送された。同年大晦日,大橋の下の水牢においてまず2名が殉教,翌元和10年(1624年)1月4日ガルヴァリヨ神父を含む7名が殉教した。

殉教した9名の名前が刻まれたプレートに「長崎五郎衛門 なんばん人」とありましたが,カルヴァリヨ神父の日本名だそうです。
木立に囲まれてひっそりと佇む殉教碑に手を合わせました。