初めて未来投稿記事に設定して書きます。
この日記がアップされている頃、
私は手術中なのだと思います。
去年の夏、風邪の様な症状が一ヶ月続き、
何故だか内科ではなく耳鼻咽喉科を受診。
そこでそれは風邪でなく、アレルギー症状の悪化である事を知る。
早速のアレルギー検査で
もともとあった(というか感じていた)ホコリ、花粉、猫の毛
に加えて
犬の毛、木も少しある、ということだった。
抗生物質を飲んで菌を殺す、
胃も荒れて胃酸過多でまた喉等を痛めていると言う事で
胃酸を抑える薬を飲み、
食事も消化があまり良くないものを避けたり、
どうにかして復活!
そして11月末、左の頬骨の中がキーンと神経痛の様な痛み。
また風邪かな?と思う。
ハワイへ旅行へ行き、帰ってくるとまた風邪の様な症状。
ところが今回は、前回のアレルギーの治療から始めた塩水での鼻うがい、
左からだけ黄色い液体が出る。。。
出しても出しても止まらず、永遠に続くのではないか!?と不安に。
ネットで調べた所、蓄膿症の症状!?
耳鼻咽喉科へ行くとやはり風邪ではなく、アレルギーが原因で
それが悪化し、蓄膿症へと発展したとの事。
さっそくCTを取り、
(実はクリスマスイブのコンサートの朝、でした。)
結果はやはり蓄膿症とのこと。
そして小さいポリープが両方にありそれを切除、
アレルギーの悪化により鼻の中が腫れているのでそれも切除、
鼻腔も左に生まれつき曲がっている=膿みが左に溜まっている、
とのことでまっすぐにする
という結構なラインアップw
そして保険だなんだ、
予定が前後詰まってるー
など色んな事を乗り越え、
今回の手術の日取りが決まりました。
幸いにも同じ様な手術を受けている人、同じアレルギーで悩んでいる人などが周りにいて、
その人達から話を聞けた事はすごく有り難いし、参考になりました。
それでも色んな事への影響は沢山出るし、
自身が今ダンサーとしての活動を主にしている以上、
一週間運動禁止と言う事態はやはりショックが大きかったです。
6週間におよぶ自己ケア、術後の通院、食事やサプリメントなどの摂取制限、
丁寧に書かれた手術前後のガイドラインは
この手術が思っているよりも大変な事なのではないか!?という
気持ちにさせられました。
心配してくれる友人何人かから
「この手術は本当に必要なのか?セカンドオピニオンを立てて考え直すべきでは?」
というアドバイスももらいましたが、
それもまた手術への不安を自分の中で大きくしていきました。
何よりも多くの人に迷惑をかけてしまう事、
そしてその迷惑を受け入れてもいいよと言ってくれてしまう事に
感謝を感じると同時に
罪悪感をすごく感じていました。
自分ですべての事を1人でこなせられれば、
みんなを煩わせずにすむのに。
一度みんなに頼ってしまう事で、
どんどん見境無く頼ってしまうのではないか、
という事もすごく怖かった。
今までは全てダンス関係の足の怪我だったので、
そうではないケースでの手術は初めて。
ダンス系ではできるだけ自分でやって、
なるべく人を煩わせずに済ませて来れたのに。。。
そう思ってふと、去年の足首の手術の記事を読み返してみました。
もうホントに私、有り得ないです。
この簡単な足首の手術でさえ私、
手術前後の付き添いも頼んでいるし、
翌日には友人がお見舞いにきてくれている。。。
全然自分だけで何も出来てなかったのに、
頭の中で勝手に変換されちゃっている。。。
今回の手術が決まる一連の流れの中で感じたのは
周りにいる人達への沢山の感謝、でした。
それもかなりの範囲に渡って。
そしてその中で気がついた自分の小ささと弱さ。
誰も知らないNYに来て、周りも見えずがむしゃらに頑張っていた頃
人への頼り方も分からず、また頼ってもそのやってもらった事に関して不満を抱いていたり。。。
だったら頼らずに自分1人で何とかすれば嫌な気持ちにならずに済むし!
そんな思いからか
いつしか「人に頼らない」のでなく
「人に頼れない」状況を自分で作って、
そこに自分を追い込む事、それを乗り越える事で強くなっていける、
と思い込んでいた自分がいた様に思います。
その後の自分はきっと、
経験から自分が強くなった様に感じ、
誰にも頼らないで全部どうにか出来る、
頼ったとしてもそれは少しのヒントを貰うだけで、
後の事は全て自分の責任で全部を行う、
間違ったり、おかしな事になっても
それはそれを決断した自分の責任、
最後まで責任を持ったやり通す!
そうやって自分の道を切り開いてきただろう、の私は
予想通り、自分の思う強い自分にいつしかなっていったのだと思いました。
でも今、自分の弱さを感じる事が出来る自分が
自分で何でも出来ると思っていた自分よりも弱くなってしまったのか、と考えたら
きっとそれは逆なんだな、と。
弱いと感じる事が出来るのは、
それは自分が弱い所を見せられる人達、環境がなければそうする事が出来ないのであって
その人達も、環境もまた自分が作っていくもの。
というか、すでにあるものに気がつけるか、否か。
前の私は全てを突っぱねて、
弱さを気付かせてくれる人達の前で強がって、
その環境を自ら放り投げていただけなんだな、と。
そして自分のlifeと人のlifeが交わっていく事を恐れていたのかもしれません。
そうでもしなければ保てない程、もろい自分の足場を大切にしていたのかも。
前だって私の周りには沢山親切にしてくれる人達がいたのに
それに気がつかない様にしていた。
それに気がついた今、本当に本当にお礼を言いたくてしょうがない気持ちになりました。
そして今の私にそれを気がつかせてくれた沢山の出会いと環境、
周りの人達、繋がってくれている人達に本当に感謝です。
この事に気がつけただけでも、今回の手術はやってよかった、
というか
やるべきだったんだろうな、と今、そう思います。
まだまだそれを実践していける人間になれたかどうか、はまた別の話としてもlol
手術後、体的にも心的にも大変な時間が待っているのでしょうが
どうか温かくこれからの私を見守っていてくれれば幸いです。
まあ時間あるので、ブログも更新出来たら良いな!
そして術後、また動き出します!!
さっそくパフォーマンスもあるし、結構忙しいけど
パワーアップして、頑張っていきたいです!
とりあえず終わり!です!