近所の海へ | KacmiのSparkly Diary in NEW YORK

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「自由人」というよりは「宇宙人」!?
Dancer、Singer はたまた Pilates Instructorとして活躍する
Kacmiのキラキラな日常;)

実家に帰ってきました!



近所のスポーツセンターのプールへ。


と、広がる青い空、からっとした空気。


新潟でこれを感じられるのは珍しい。


海へ。
自宅から徒歩15分。



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汚い海岸、砂だらけになるのがいやだった子供時代。


海辺の小、中学校に通った九年間。
始業式と終業式の後は海岸清掃と決まっていた。


母と海水浴へ行く海は車で行く場所。
うちの前の海=海岸清掃


いい思い出はなかった。


今日の海は澄んでいて、空も快晴。


こんなに綺麗だったっけ?

どうしてこんなに近くに大好きな海があったのに今まで来なかったんだろう、と後悔。



裾をまくりあげて足をつける。



感動。



貝殻拾い…

数は少ないものの、ゴミに目がいく。


綺麗な砂浜に人間が作って、土に帰らないものは似合わない。


気がついたらビニール袋三つ分、ゴミを拾っていた。



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海岸にごみ箱はない。


スポーツセンターに戻る。


「海岸で拾ったゴミ、分別するので捨てさせていただけませんか?」


「館内で出たもの以外受付られませんので」


まぁ予想はしていたけれど…


少し戻ってコンビニのごみ箱に分別。



スポーツセンターに戻り、外で足を洗い、プールへ…チケットを買おうとすると


「海から来られましたよね?砂で施設やプールが汚れますので、ご遠慮いただいております」


「施設を使う前にシャワー室で体をきちんと洗ったら大丈夫ですか?」


「海で塩もついていますよね。うちではちょっと…」





最初から海で泳ぎに行けば良かったなぁ…(*_*)


せっかく感じた感動はどこへやら……


「皆さんにお願いしていることなので…」


昨夜の花火大会で聞いた言葉、
花火大会の成功の為に働いている人たちの姿に感動した。


同じ言葉を今日聞いた。


みんながしていることなので従って下さい、

すごく日本人的な言い方だな、と思った。


そして


前例のないことはマニュアルにないので対処できません。


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綺麗になった海岸にもまだゴミを捨てる人がいる。



ごみ箱がない=持ち帰るしかない

そうして、ゴミを持ち帰る人が増えたのかもしれない。

(って韓国から流れてくるゴミが昔は大半だったりもしたんだけどね)

または放置するしかない。


拾った他人のゴミは、自分のゴミとして始末しなければいけない。


そしたら、見て見ない振り。


誰だって自分が面倒な事になるのはいやだから。


純粋に海岸を綺麗にしたくて拾ったから、後悔もないけど。むしろまた行ったら拾おう、万全の体制で、と思うけど…



こういうちょっとした事が、私と故郷を遠くさせる。



それでも滞在中には出来るだけ海へ行きたいと思っている私がいる。




嫌いだった海岸清掃の時間、先生たちのは思いは私の中で生きているみたい。


P.S.


その後雑貨屋さんうろうろして、直販所でアボカドを買い、夕飯の支度をしたらすっかり気分は収まったんですけどね。

あはは~


覚えていたくて書きました。