「決めておかないと後悔しそうな気がして。。」

と、マダムが仰ったのはヴィクトリアンのシードパールリング。

実は、以前グレーとホワイトのシードパールで出来た素晴らしいペンダント(トップはブローチにもなる)をお求め頂いており、このペンダントにピッタリでは⁉️

と気付いてしまったとのこと😆

実物をお持ちくださり、私も約1年ぶりに星の散るこのシードパールペンダントと再会出来ました💕

並べてみると、2色のパール遣いといい、立体感や、手の凝りようといい、本当にピッタリ‼️

扱っている私たちも気がつきませんでした😳

真珠がまだ本物の天然だった時代のシードパールやハーフパールのリング。

ジョージアンの終わりからヴィクトリアンを通じて人気を博し、私もたくさんのシードパールリングを扱ってきましたが、

こんなに凝ったものは初めてでした。

一段低くしたフレーム、パールのお花(またはマルチーズクロス)の周囲の平な部分は丁寧に打ってあり、3本のアームからなるシャンク部分には、グレーとホワイトの2色のシードパールが埋め込まれています✨✨

裏には開かずのロケットがあり、文字が彫られています。

かすかに読み取れるのは、「ムーアさんが。。6月に。。」ということでした。

18金を表す刻印は状態よく残っており(シルバーの刻印に準じます)ヴィクトリア女王の横顔も入った1861年のもの。

6月ということはジューンブライドへの贈り物でしょうか。。🥰

ロマン溢れるリングをアンティークジュエリーを大切にしてくださるマダムにお求め頂き、とても嬉しいです。

ありがとうございました🥰