『モンテ・クリスト伯』
『Amour de 99!!-99年の愛-』
ミュージカル・プレイ
『モンテ・クリスト伯』
原作/アレクサンドル=デュマ・ペール
脚本・演出/石田 昌也
■主演・・・凰稀かなめ、実咲凜音
「岩窟王」ってこんなお話なんだ。
宙組って海軍みたいなの多いなー、となんの前知識もなく観劇。
あ、これは海軍の話でもないようだけど・・。
途中まで、「あ、はめられて獄中に→復讐」なのね・・話を追いつつ
なぜエドモン・ダンテスが大金持ちになっているのかそのあたりが
よくわからなかった。
獄中で出会った教授がカギとなるようなのだけど
舞台だけを見ていたらそのあたりがあまり伝わってこなくて
相棒がなぜやってきたのかそのあたりが唐突に感じたけれども。
カナメの復讐っぷりが冷徹でかっこよかったw
2番手のような悪役っぷり、ああ悪役似合う。
メルセデスへの復讐のシーンあたりからは目が離せない~!
後半は、涙が出てきました。
何に感動したってわけじゃないんだけど・・
モンテクリスト伯が可哀相で、何を選んでも悔しさは消えない。
それでも目の前の女は、時が経って、母親という当時の思い出
とは別の生き物になっている。
時の流れ、そこにやりきれなさとあきらめを感じ
新たに出会った息子の思いやりや優しさに心がうたれたのか。
愛月ひかるの好演可愛らしかった。
東京宝塚劇場の開放的な空間と暗闇が
泣くのにすごく適していて、けっこうな割合で泣かされてしまう。
レビュー・ルネッサンス
『Amour de 99!!-99年の愛-』
作・演出/藤井 大介
藤井大介先生のショー。
「シャンゴ」はエッセイでも読んだ演目で一回見てみたいなと
思っていたので、ちょっと嬉しかった。
なんか構成がジャニーズワールド服部良一先生~のコーナーに
似てて笑ってしまった。
かなめは美しいね。実咲凛音
については、あまり存じ上げないっていうか今日初めて知った。この人相手役だったんだ。
最近宝塚観劇来れないことも多くて、宙のイメージはいまだに大空さんとすみ花w
緒月、悠未ひろアニキみたいなガツガツしたお兄さん系安心する、朝夏まなと華やか。
カナメの美脚すごかったー。
やっぱ宝塚はエナジーチャージができる場所。
ジャニーズからはときめきやらきらめきを浴びる。
ほかの舞台もそれぞれすごいんだけど
宝塚の観劇後の満足感って特別だなーと思った。
やっぱパレードが気分上がるんだろうなぁ。