【東京宝塚劇場】 6月4日18:30公演。
宙組
『モンテ・クリスト伯』
『Amour de 99!!-99年の愛-』

ミュージカル・プレイ
『モンテ・クリスト伯』
原作/アレクサンドル=デュマ・ペール
脚本・演出/石田 昌也


■主演・・・凰稀かなめ、実咲凜音

「岩窟王」ってこんなお話なんだ。

宙組って海軍みたいなの多いなー、となんの前知識もなく観劇。

あ、これは海軍の話でもないようだけど・・。

途中まで、「あ、はめられて獄中に→復讐」なのね・・話を追いつつ

なぜエドモン・ダンテスが大金持ちになっているのかそのあたりが

よくわからなかった。


獄中で出会った教授がカギとなるようなのだけど

舞台だけを見ていたらそのあたりがあまり伝わってこなくて

相棒がなぜやってきたのかそのあたりが唐突に感じたけれども。



カナメの復讐っぷりが冷徹でかっこよかったw

2番手のような悪役っぷり、ああ悪役似合う。



メルセデスへの復讐のシーンあたりからは目が離せない~!

後半は、涙が出てきました。

何に感動したってわけじゃないんだけど・・

モンテクリスト伯が可哀相で、何を選んでも悔しさは消えない。

それでも目の前の女は、時が経って、母親という当時の思い出

とは別の生き物になっている。

時の流れ、そこにやりきれなさとあきらめを感じ

新たに出会った息子の思いやりや優しさに心がうたれたのか。

愛月ひかるの好演可愛らしかった。


東京宝塚劇場の開放的な空間と暗闇が

泣くのにすごく適していて、けっこうな割合で泣かされてしまう。



レビュー・ルネッサンス


『Amour de 99!!-99年の愛-』
作・演出/藤井 大介


藤井大介先生のショー。

「シャンゴ」はエッセイでも読んだ演目で一回見てみたいなと

思っていたので、ちょっと嬉しかった。

なんか構成がジャニーズワールド服部良一先生~のコーナーに

似てて笑ってしまった。


かなめは美しいね。実咲凛音

については、あまり存じ上げないっていうか今日初めて知った。この人相手役だったんだ。

最近宝塚観劇来れないことも多くて、宙のイメージはいまだに大空さんとすみ花w


緒月、悠未ひろアニキみたいなガツガツしたお兄さん系安心する、朝夏まなと華やか。


カナメの美脚すごかったー。


やっぱ宝塚はエナジーチャージができる場所。

ジャニーズからはときめきやらきらめきを浴びる。

ほかの舞台もそれぞれすごいんだけど

宝塚の観劇後の満足感って特別だなーと思った。

やっぱパレードが気分上がるんだろうなぁ。


2013518日(土)歌舞伎座。

第二部.1440分開演。

一、伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)

(公式サイトよりあらすじ)◆仙台、伊達藩のお家騒動をもとにした名作
 お家横領を企む仁木弾正らは、幼君鶴千代の命を狙おうとしますが、乳人政岡が我が子千松とともに若君の守護に努めています。そこへ管領の奥方栄御前が来訪し、鶴千代に毒菓子を勧めます。すると走り出て菓子を頬張った毒見役の千松を、弾正の妹八汐がなぶり殺しにしますが、政岡は顔色ひとつ変えません。栄御前は、政岡が味方であると思い込み、お家転覆の連判状を渡しますが、一匹の鼠が奪い去ります。宿直の荒獅子男之助が床下でその鼠を捕えようとすると、鼠に化けた仁木弾正が正体を現し、悠々と姿を消すのでした。
 伊達騒動を題材にした時代物の大作をご覧ください。

千松の声が子供らしく可愛かったのと、ねずみのアクロバットが見どころ。バレエとミュージカル、歌舞伎好きな理由はやはり華やかさかなあと思った。演目によって必ずしも華やかな演目だけではないけれど、「お衣装」「音」「動き=舞い」そして「演者の魅力」が好きな要素か。宝塚はアクロバット要素こそない(せいぜい側転)が階段降りと役者の魅力があるしなーなんて、若干うわの空であった。新歌舞伎座になってから初観劇だけれど、まずふかふかの赤じゅうたん!足が埋もれた。赤(朱?)が多用されていて、華やぐ。国立劇場並みに見やすい。座席数はちょうどいい。ただ上階からは花道の内容ってほとんど見えない。このあたり宝塚では花道が横型だから遠目にも見えるところが優しいなと思った。トイレが快適になったのは良かったなー。前歌舞伎座のトイレ、古さもあるけどほんとテンション下がった思い出。

二、夕霧 伊左衛門 廓文章(くるわぶんしょう)

(公式サイトよりあらすじ)◆廓の情趣溢れる上方和事の代表作
 放蕩の末、勘当された藤屋伊左衛門は、紙衣姿に零落しながらも恋人の夕霧逢いたさに新町の吉田屋へやって来ます。そして吉田屋の主人喜左衛門夫婦の情により、伊左衛門は座敷へ通されます。やがて夕霧が姿を見せると、伊左衛門はすねてつれなく当るので、太鼓持豊作がふたりをとりなします。伊左衛門が機嫌を直すところへ、勘当が許されたとの知らせが届き、晴れて伊左衛門は夕霧を身請けするのでした。
 情緒溢れる上方和事の名作をご堪能ください。

今回お目当てはこちらの「夕霧伊左衛門 廓文章」

歌舞伎を見る楽しみのひとつがお衣装。仁左衛門の笑いのあるお芝居と艶やかな玉三郎。夕霧の美しいお衣装の華やかさ、玉三郎の目線の憂いのある美しさ。ロビーに過去の名優たちのお写真が飾ってあり、そこについ最近お亡くなりになった方のお写真もあり、おなじみの人がこういうところに並ぶというのは、なんだか複雑な気分であった。来月には「ぴんとこな」もドラマ化ということで、歌舞伎熱が自分の中でも再燃した。素敵な若手を見つけたいところ。10年以上前は、新之助や菊之介の成長を追う楽しみがあったけれど、いつしか醒めてしまった。わくわくするような若さや将来性を感じさせる魅力ある役者を見つけたい。まあ別に若くなくてもわしづかみにしてくれるような「トップさん」的な人が欲しいんだけど。

しばらくは演目重視で、観に行くことになりそうだ。


一、伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)

 

 

〈御殿〉        

 

乳人政岡

藤十郎

沖の井

時 蔵

松島

扇 雀

栄御前

秀太郎

八汐

梅 玉

 

 

〈床下〉        

 

仁木弾正

幸四郎

荒獅子男之助

吉右衛門


二、夕霧 伊左衛門 廓文章(くるわぶんしょう)

吉田屋

 

 

藤屋伊左衛門

仁左衛門

吉田屋女房おきさ

秀太郎

阿波の大尽

秀 調

太鼓持豊作

千之助

番頭清七

桂 三

吉田屋喜左衛門

彌十郎

扇屋夕霧

玉三郎

2013年5月12日17:00公演

さいたまスーパーアリーナ


マイケルジャクソン ザ・イモータル

シルクドソレイユ


これ絶対行きたい!と心待ちにしていた公演。


つかちゃんが~

ちねんが~


いっぱい。

アクロバット大好き。


JWの藪有岡のスクリーン駆けっこを

彷彿させる場面もあり


ただ前半は少し退屈で

途中から盛り上がる感じ。


空中ブランコでの演技はものすごく美しくて

身体芸術そのもの。


一番盛りあがったのはポールダンス。

すごいね。

ポーズも美しいけど

しなやかの中にもしっかりとした筋力が

あのパフォーマンスを支えているんだなあと

うっとり。


アクロバット多めのシーンは楽しめた。


動画演出は少しスマコンぽい。


期待度が高かったというのもあるけど

正直、チケット高すぎ&オオバコ過ぎと思った。

S席だったけど、そんなに近いわけでもなく

チケット代は高額18000円。


来日の費用や、招待券も多いだろうからこの強気な

金額なのかもしれないけど

ちょっと高いかな。チケット代>満足度。


次回のJWにはシルクドソレイユのお姉さんみたいな

柔軟セクシーとの空中ブランコのカラミとかあったらいいなー。

ポールダンスもいいね。


客層はダンサー系の人も多く、おしゃれな人いっぱいいた。