大変長らくお待たせ致しました。
早速、今年先月28日午後3時過ぎの梅田芸術劇場に戻ります。
宝塚歌劇「オーム・シャンティ・オーム」第二幕はシャンティプリヤがムケーシュを黄泉の国に連れて行き、取り敢えずは仇討ち成功と言えば成功で終わり、
ではありません。
仇討ち終了後は第一幕の冒頭でも歌われた「オーム・シャンティ・オーム」のナンバーに乗せて仇討ちの一抹の寂寥感を吹き飛ばすように群舞が繰り広げられます。このナンバーは嘗てリシ・カプールが主演し大ヒットした映画「ボビー」中のもので、この映画は日本でも公開されましたし、このナンバーは他のボリウッド映画でも聴く事が出来ます。往年のボリウッド映画のヒット作品中のナンバーはボリウッド映画中の小ネタの一つでもありますから。尚、宝塚版「オーム・シャンティ・オーム」の元ネタの映画では、このナンバーが歌われるのは冒頭の場面のみです。
元ネタでは仇討ち終了後に出演者や関係者が続々登場するエンディング映像が延々流れますが、宝塚版ではその代わりとしてか、アンコール幕が用意されていました。
しかし、事前に宝塚版が客席参加型になっていると聞いていたにも拘わらず、これ迄その合図はおろか兆候も全く見られません。一体何処がどう客席参加型になっているのかと疑問が膨らむ一方でしたが…
この続きはまた明日。そろそろ夜も更けて参りましたので、今日はこの辺りで。