「オーム・シャンティ・オーム」第二幕はフィルムフェア賞授賞式の場面になっていますが、
アビシェーク・バッチャンにせよアクシャイ・クマールにせよアーミル・カーンにせよオーム・カプールにせよノミネート作品名にどれも元ネタの有名なボリウッド映画の名前が隠れています。インド人ならこの小ネタ(少なくともボリウッド映画はそれ関係の小ネタが多いです。)で笑いますが、日本人でこれで笑うのは一定レベル以上ボリウッド映画を観て来ていると思って間違いないでしょう。
昨年10月の塚口サンサン劇場での元ネタの映画のほうの「オーム・シャンティ・オーム」マサラ上映会ではそんな方を多く見掛けました。
元ネタの映画ではアビシェークやアクシャイやオームの背後に作品の映像が出て来ますし、勿論、音楽も流れますが、宝塚版では日本ではまだまだボリウッド映画(ボリウッド以外のインド映画も)日常的になっていない事もあってかそれ等はありません。あと、元ネタの映画ではオームのノミネート作品が2つ出て来ますが、監督のファラー・カーンがシャー・ルク・カーンを随分気に入ってしまったのがあるでしょうね。尚、ファラー・カーンは宝塚版公演初日の先月22日に実際に梅田芸術劇場に来て観ていたそうです。
このフィルムフェア賞授賞式の司会は、第一幕では芸能レポーターだったヴィミーが務めています。この30年、業界をしぶとく逞しく生き延びて来たものですが、父子揃って腰に来るわ嘗ての勢いが無くなるわな例の二人も出ていたりします。
そして、ヴィミーがフィルムフェア最優秀賞を発表しますが…
この続きはまた明日。すっかり朝になりましたので、今日はこの辺りで。