10月16日も勿論インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパンです。
荷物は引き続き宿で預かって貰って、午前10時過ぎに宿を出て再びシネ・リーブル梅田に向かいました。
この日は
12時から
プレーム兄貴、お城へ行く(Prem Ratan Dhan Payo)、
15時5分から
キ&カ ~彼女と彼~(Ki&Ka)、
17時30分から
私が恋した泥棒(Monchora)、
20時5分から
ガッバル再び(Gabbar is Back)
です。
プレーム兄貴、お城へ行くは、ある地方劇団のメンバーの一人が憧れの王女を一目見ようと訪れた王国で陰謀に倒れた王の代わりを務める事になる、「信長協奏曲」のような話ですが、実在の城や宮殿で撮影され、家族愛も兄弟姉妹の確執も笑いも恋愛もダンスもありの古き良き時代のボリウッドを再現する作品でもあります。
キ&カは、キャリア志向の女性と主夫志望の男性の結婚が思わぬ展開になってしまう話です。
私が恋した泥棒は、改心して働き始めた泥棒が、目の前の高価な宝石を見て葛藤する話ですが、この作品は他の今回のインディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパンの上映作品と違ってヒンディー語ではなくベンガル語です。インドは言語の多い国でもありますからね。
ガッバル再びは、嘗てヒットしたタミル映画のリメイクで、タミル映画の鉄板ネタの一つのビジランテ・ムービー(頼りにならない国の法執行機関に代わり、正義を遂行する個人や組織を描く映画)です。
この日も金の心配がありましたし、帰りの高速バスの時間の都合もあって、私が観たのはプレーム兄貴、お城へ行く、のみでした。この作品は一昨年のインドでの年間興行収入2位になっただけあって実に賑やかです。観る事が出来なかったガッバル再びも一昨年のヒット作品ですが、キ&カと私が恋した泥棒は昨年の作品です。
この日は名古屋では名古屋まつり、横浜ではディワリ・イン・横浜(ディワリはインドやその周辺国のヒンドゥー教での正月に当たる行事ですが、このディワリ・イン・横浜は、東日本では毎年9月下旬に東京の代々木公園で開催されているインドの催しナマステ・インディアに次ぐ催しです。)があり、一層怒りと怨念が蓄積してしまう日になってしまいましたが、プレーム兄貴、お城へ行くは、私と趣味が似た方と話す機会にもなって、これだけでも観る事が出来て良かったと思っています。
昨年10月15日と16日の大阪の次に皆様を御案内する場所は…
この続きは後程。すっかり朝になりましたので、今日はこの辺りで。