シルクロード日帰り旅行? その9.75 | Mona Khalifaのブログ

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アフガニスタン流出文化財の数々もいいですし、バーミヤンの風景映像もいいですが、やはり東京芸術大学美術館陳列館二階の展示は天翔る太陽神の天井壁画が一番です。
この天井壁画は2001年3月にタリバンによってバーミヤン東西大仏が爆破された際にその煽りで破壊され、永久に失われたと言われているものですが、幸い、1960年代と1970年代に日本の学術調査団が調査記録を残していて、その中にこの天井壁画の記録と写真があり、それに基づいて東京芸術大学は新たに開発した画期的な復元技術と日本の伝統的な復元技法とを結び合わせて原寸大の壁画再生に取り組んだ訳です。
で、何度も観ずには居られなくなります。
NEC_2581.jpg太陽神。
NEC_2582.jpg迦陵頻伽とギリシャの女神。
NEC_2583.jpgこちらもギリシャの女神。
NEC_2584.jpg再び太陽神と鳥達。
NEC_2585.jpgまた太陽神。
NEC_2586.jpg女神達と天馬達。天馬達は太陽神の乗った車を牽いています。
NEC_2587.jpg女神と迦陵頻伽とバーミヤン王国の偉いさん達。
NEC_2588.jpg再び迦陵頻伽と女神。
NEC_2589.jpgまたまた太陽神と鳥達。太陽神はペルシャの太陽神だそうです。
因みに、私がここに来る前日、つまり今年6月17日にあの加納典明氏がこの天井壁画の撮影に来ていたとか。これは撮影せずには居られない、と。きっといいカメラで撮影した事でしょう。
この続きはまた明日。そろそろ夜も更けて参りましたので、今日はこの辺りで。