東京国立博物館の池の鴨達で和んだら、東京芸術大学へ向かって出発です。
勿論、6月ですし、東京芸術大学を受験する訳ではなく、東京国立博物館表慶館で開催中の黄金のアフガニスタン展で展示し切れなかったアフガニスタンの流出文化財全て+αがそこで展示されているのを観に行くためです。通常ならば料金を徴収されてもおかしくない内容の展覧会ですが、これが有難い事に入場無料になっていますから、尚更行かない訳がありません。東京芸術大学に行くのは四年ぶりでした。当時も勿論大学受験ではなく展覧会目的でしたし、その時の展覧会は契丹(日本では平安時代の頃、中国東北部を中心に勢力を誇ったモンゴル系の王朝)展が巡回中でした。目玉は契丹の王女の墓の副葬品で、金が多く使われているものですが、私が見た所、入場者はほとんど年配の人でしたね。あの時は前後してフェルメールの作品や古代エジプトの死者の書やアラブ現代美術やビートたけしの個展を泊まり掛けで梯子していました。この年の秋には武活の世界に足を踏み入れる事になりますが。
東京芸術は東京国立博物館と同じく上野公園の敷地内にありますが、上野公園は広いですからね。東京国立博物館からすぐと思ったら大間違いです。暫く歩かないといけません。しかし、その距離は私に取っては何でもありません。私の田舎は歩くのが嫌いで500米でも遠い遠いとブーブー文句を垂れるのが多いですが、東京行きはとにかく歩きが多いので結構な運動になります。道中の景色も楽しいですし。
暫く歩くと…
この続きは後程。すっかり朝になりましたので、今日はこの辺りで。