シルクロード日帰り旅行? その2.75 | Mona Khalifaのブログ

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開場時間の午前9時30分を過ぎても、行列が出来る程人出があるもので、いくつかのグループに分けられ、最初のそれでないので東京国立博物館の表慶館前で暑い中待たされていますが、それから10分くらいして、入場の順番が回って来ました。
NEC_2564.jpgでは、これから入場します。表慶館に入場し、係員がチケットをチェックすると、いよいよ展示スペースです。まず最初に鈴木亮平さんの案内があります。勿論、映像と音声でですが、音声ガイドも彼がやっていたりします。ここ最近は必ずと言っていい程、有名な展覧会の音声ガイドは有名な俳優や女優が務めていますが、今回の黄金のアフガニスタン展もその一例ですね。鈴木亮平さんの映像と音声による案内では、ソ連侵攻に前後してアフガニスタンが国内情勢が不安定になり、首都カブールの国立博物館の収蔵品の数々が略奪や消失の危機に晒され避難を余儀無くされた事幾度で、その中で博物館の職員が意を決して秘宝の数々を秘密裏のうちに某所へ運び出し、それを家族にすら知らせる事がなかった事実が語られます。その後、博物館はロケット弾の砲撃で屋根が吹き飛ぶ程の大きな被害を受け、避難出来なかった作品の略奪や流出は相次ぎ、タリバンはその作品を偶像崇拝だと言って破壊もしました。これで収蔵品の多くが失われたと思われたのですが…



























破壊を尽くしたタリバン政権崩壊後の2004年、博物館の職員達が秘宝を隠していた大統領府にある中央銀行の地下の金庫の鍵が再び開かれ、アフガニスタンの黄金の秘宝は輝きを取り戻しました。当然、これも鈴木亮平さんは映像と音声で語っていますけどね。
これからその秘宝の数々を見に行く訳ですが、この続きはまた明日。そろそろ夜が明けようとしていますので、今日はこの辺りで。