お待たせ致しました。
春日大社国宝御本殿に戻ります。
正面の鳥居と
そのまた正面の門を
くぐり抜け、
暫く左に進み、
角で曲がって
影向門迄進んで、
影向門をくぐり、
左に曲がってまっすぐ進むと…
御蓋山浮雲峰遥拝所です。
この裏手は御蓋山と言い、奈良時代の初めに平城京守護のために鹿島神宮の武甕槌命が白鹿の背中に乗って頂上の浮雲峰に降臨した山だそうです。768年に御本殿が創設される以前には鹿島神宮・香取神宮・枚岡神社のそれぞれの神様が鎮まりになっている神奈備として崇められ、現在も禁足地として入山が厳しく制限されています。まあ、禁足地以前に熊蜂が随分飛び回っていますし、しこたま植物が繁茂していてどんな生き物がいるのかわかったものではありませんから、足を踏み入れる気にはなりませんね。それにしても御蓋山の頂上を拝むにしても、しこたま植物が繁茂しているものですから何も見えませんけどね。とは言え、滅多にない機会ですから、ちゃんと拝みました。この禁足地、それに相応しく、重衡兄やんの着物のように濃いい紫色の山藤の花が盛りを迎えて咲き誇っていました。
拝んでまたまっすぐ進むと、
止せばいいのに
撮影禁止の回廊内で
写真を撮っているバカップルが。
何か言ったのか?
いいえ。
どうせ言っても理解出来る頭がない二人ですから、敢えて黙って置きました。しかしまあ、こうも頭がないと認知症やアルツハイマーの心配がなくてうらやましいです。
そして…
この続きは後程。すっかり朝になりましたので、今日はこの辺りで。