多賀神社に挨拶すると、右手に藤浪之屋が見えています。
ここも普段は開放されていませんが(まあ、本殿内ですし)、2月の節分・8月の14日・15日の年三回の万灯籠神事の雰囲気を感じて貰おうとの春日大社側の配慮で特別に開放されていました。春日大社は灯籠で有名ですからね。本当に一杯灯籠があります。
藤浪之屋にくっつくようにお社がありますが、これは椿本神社と言って、魔物祓いの神様です。通路を挟んでその斜め向かいには、木が植わっていますが、その木の下には生命を司り、罪や穢れを清めるお祓いの神様の風宮神社のお社があります。この神様は子供を授ける神様でもあるそうです。ところで、言い忘れましたが、多賀神社の側にも藤が植わっていまして、この藤の花もなかなかのものでした。
しかし、よく見てみると、向かい合わせでお祓いの神様がいらっしゃいますね。
見れば、
その通路の先には
第一殿・第二殿・第三殿・第四殿のある内院があります。
それで納得しました。
あの伏せた鹿の手水の近くのお社と同じようなものかと。勿論、風宮神社と椿本神社に挨拶を欠かさなかった事は言う迄もありません。
挨拶をしたら、その内院に向かいますが…
この続きは後程。すっかり朝になりましたので、今日はこの辺りで。