ここで、今回の神戸電子専門学校と神戸・清盛隊のコラボステージについて説明しましょう。
このコラボステージは、神戸電子専門学校の学生が舞台製作を実体験する特別カリキュラムとして開催されるもので、今年4月より神戸電子専門学校サウンドテクニック学科の学生を中心に神戸・清盛隊プロジェクトがイベントプロデュースについて講義し、更に清盛隊を出演者としての舞台演出についてのワークショップを実施したそうですが、この講義・ワークショップの集大成として、この今年6月28日に学生が考える清盛隊の舞台を演出するイベントにもなっています。
時刻は午後6時30分になりました。
神戸電子専門学校×神戸・清盛隊コラボ「雅華平安」~いざともに参る~の始まりです。
コラボステージは三部構成で、撮影は一切禁止です。ので、コラボステージの写真はありません。それにしても、ソニックホールの何と蒸し暑い事。ファンの熱気のためではなく、会場が節電モードなためです。こりゃ、バナナの苗を植えたら育って立派に実を結ぶわ。
第一部は、学生と清盛隊コラボトークです。今回の特別カリキュラムを通じての感想、工夫した点等を学生と清盛隊がトークで紹介していました。
まず、宗盛兄さんと棟梁が登場し、学生側の男女各一名ずつが代表でトーク。今回のコラボのきっかけは、学生有志が昨年12月23日の清盛隊クリスマスイベントで協力し、その打ち上げでコラボをやりたいと言った事だそうです。重盛兄さん、GIONさん、敦盛さん、知盛兄さん、重衡兄やんと出て来て、トークは盛り上がりました。盛り上がるのはいいのですが、知盛兄さんは足が痺れてしまうし、棟梁はコケて片足が膝迄丸見えでした。確か右足だったかな。
第二部は、清盛隊の演舞を題材に学生自身が演出プランを考え、音響、照明、映像、美術、ナレーションを担当したライヴプログラムを披露します。
いつものように最初にGIONさんが登場し、続けて残る六名も登場し、口上。しかし、その後が違う。平治の乱を題材とした重盛兄さんのソロ演舞、一ノ谷の戦いを題材とした宗盛兄さんと知盛兄さんと重衡兄やんの三人演舞と敦盛さんのソロ演舞、栄光の道そして平家滅亡への道を題材にした棟梁のソロ演舞と続きました。
棟梁のソロ演舞の途中、棟梁が太刀を払い、その太刀の鞘を重盛兄さんが捧げ持ち、そして持ち帰って行きました。
その後、学生側担当者(もちろん、美術に映像、音響や照明、ナレーションの)が紹介されました。因みに、ナレーションの学生二人は平安時代をイメージしたと思われる衣装を着ていました。彼等以外の学生も数人が同じ衣装を着ていました。
第二部は扇を使った演舞もありましたが、知盛兄さんは噛んだりしていました。
第三部は、清盛隊の歌のライヴショウです。歌は「想」「甦」「雅華平安」です。学生製作の映像が清盛隊の背後に映し出され、見応えがありました。と、より見応えのあるものが。
時刻は午後7時50分、ステージが終わりに近くなっていました。重盛兄さんが衣装を整えていたのですが、それが殆どコマネチになっていました。肘と膝の角度を直せばもう完璧です。
午後8時になり、ステージは終わりました。ファンは三々五々解散です。私は暫く待って会場とその周辺が落ち着いてから今夜の宿に戻りました。その際、写した写真がこれです。



宿に戻って休み、明日に備えましたが、この続きはまた明日。そろそろ夜も更けて参りましたので、今日はこの辺りで。