安芸ひろしま武将隊の活動継続決定となり、広島城二の丸広場が喜びに包まれても、元就様のお話は続きます。
元就様が仰います。
儂等が甦ったのが昨年の夏。二の丸での初陣は７月７日じゃった。
あの日は朝から急に雨が降り出し、いきなり初回から中止と思われたが、１時からの演舞直前に奇跡的に雨は止み、空は晴れ渡った。あの日の光景は今でも鮮明に覚えておる。
初めて御門橋を渡ったその時、雨上がりの二の丸は陽の光に照らされてキラキラと輝いておった。まこと美しく、ドラマチックで感動的な光景じゃった。
正直、甦って初めての頃は、最後までやり切れるかどうか不安もあった。
毎週日曜日の二の丸演舞の裏側では、辛い事も多々あった。心が折れそうになった時もあった。
じゃが、これまで９ヶ月間頑張って来れたのは、家臣の皆々が支えてくれたからじゃ。皆の笑顔があったからじゃ。
と。
それにしても、不思議な事があるものですね。何処かの武将隊の紛い物だと、現場で酔っぱらいに絡まれそうになったりしますけど。心掛けの違いでしょうか？まあ、オーラが違うのは確かです。
元就様のお話は続きました。これからも宜しくと結べば、お話が終わり…
この続きはまた明日。そろそろ夜も更けて参りましたので、今日はこの辺りで。