少し前になりますが、元旦に「レ・ミゼラブル」を観てきました
小学生の頃、帝国劇場でやっていたミュージカル版を観て
ストーリーは断片的にしか覚えていなかったのですが、
印象的な歌もあって、絶対に観ようと思っていたのです
結論から言うと、すごくよかったです
舞台が良かったので感動する確信はあったのですが、
もう涙がぽろぽろ溢れてきました
アン・ハサウェイに泣けた!という声も多いですが
私はヒュー・ジャックマンのジャン・バルジャンに感情移入。
大人になった今だから分かる
一人の人間の心の動きがビシバシ伝わってきて
ボロボロ泣いてしまいました
パンを盗んだという罪で19年も服役し、
仮出所しても職につけず
絶望のどん底で触れた神(司教)の慈悲
そこから生まれ変わろうと決意し、
事業家で市長という名士にまでなるのです。
そして母親を助けた縁で
血の繋がらないコゼットを娘として引き取り、
ようやく知る暖かな気持ち
若き革命家マリウスと
成長したコゼットが想い合っていることを知り、
自身も宿敵シュベール刑事に追われながらも
暴動の中、命がけでマリウスを助けるジャン・バルジャン
貧困に苦しむ民衆を助けず、
正義を振りかざす警察の姿が対照的・・・
色んな形のヒーローがいますが
ジャン・バルジャンはもうカッコ良すぎました
どんな目に遭っても自分に恥じない生き方をしたい、
自分ばかりでなく、他人への愛を持っていたい
そんなことを感じられた、2013年1月1日
心が洗われる、いい映画を観ました