押し詰まりましたね、きょうは大晦日。
毎年、年末の感じがしないですね、といっているうちにこの日を迎えている気がします。
それでもやっぱりきょうは大晦日なんですよね。
みなさんはお正月のご準備も終わってのんびり過ごされているでしょうか。
それともまだまだお忙しくされていますか。
のんびりの方もお忙しい方も、ほんのひとときお茶かコーヒーを楽しみながら、ワタシの2021年最後のブログにおつきあいいただければ幸せです。
さて、私ごとではありますが、2021年はワタシにとって「本厄」の年でした。
さらには天誅殺とも重なっていて、正直どきどきもの。
でもここまできてみると、おかげさまで無事に過ごせてよかったな、と締めくくれます。
前回お伝えした「予祝ワークショップ」で、参加者のみなさんに「今年一年を漢字一文字で表すとしたら？」と質問をしました。
それぞれにご自分の一文字を考えてくださるシェアも楽しいものになりました。
ワタシもいっしょに考えたのですが、それは「再」でした。
「再」とは「ふたたび」ですね。
今年のワタシにとっては「再会」の「再」でした。
懐かしい方との「再会」から始まった新しい時間がいま流れています
。
それというのも「対話」がきっかけでした。
ワタシが「対話力UPトレーナー」と自ら名乗って対話に取り組んでいることを知った恩師からご連絡をいただいたのです。
「高安も『対話』なのか、俺もいま『対話』なんだよ」
と、驚かれているご様子でしたが、それもうれしい驚きという感じでした。
それが今年の夏のこと。
数年ぶりにお会いして「対話」のことでお話が大盛り上がり。
もう一人の方を入れて、三人で対話についてのプログラムを作ろうじゃないか、ということになりました。
具体的な動きは年が明けてからになりますが、深く静かに進行中です。
この恩師は、10年前ワタシが乳がんを患ったときに大きな励ましをくださった方なのです。
治療して体を助けてくださった名医と、心を助けてくださったこの方がワタシの命の恩人。
教えをいただいた恩師である上にワタシのいまを創ってくださった方でもあります。
そのような尊敬しかない方と「対話」で再会し、ご一緒にプログラムを作る運びになったのは、2021年のハイライトというべき、最高にうれしいことでした。
そしてもう一つの「再会」。
それは自分との「再会」です。
あるできごとがあって、自分のなかに押し込めていた感情の蓋があき、溢れてきました。
自分では押し込めていた自覚がなかったくらいなのに、こんな感情が閉じ込められていたとは。
もう、号泣してしまいました。
自分は傷ついていたんだ。
傷に気づいた瞬間でした。
傷ついたときの小さな自分。
ワタシがよくいっている「リトル成帆ちゃん」なのですが、かわいがってきたはずなのに、まだ気づいてあげられていない傷があったんですね。
「ごめんね」と心から謝りました。
すると、リトル成帆ちゃんがそれまでに増してたまらなく愛おしくなったのです。
これも「リユニオン＝再会」ですね。
ワタシのなかのワタシとの再会。
人生のなかでもっとも大切な再会の一つです。
リトル成帆ちゃんとの深いレベルでの再会を果たした2021年。
そのおかげで、来年は今年より柔らかくいられる気がします。
これまで通り、チャレンジングでアグレッシブではあるけれど、ひっぱりかたが優しく柔らかくなるのではないでしょうか。
2022年の高安成帆の柔らかさにどうぞご期待ください。
末筆になりましたが、みなさまの2022年が素晴らしい輝きに包まれますように。
どうぞよいお年をお迎えくださいませ。
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