ついこのあいだ、満開の桜を愛でていたと思ったら、もうゴールデンウィーク突入。
2018年も三分の一が過ぎました。
とても信じられませんが、しかたありません。
暦の通り、参りましょう、みなさま。
全員、ついてきてくださいね。
今週は「気づき力磨きcafé」第五期のシェアを続けます。
「カフェラテ」組は群馬県高崎のグループ。
「気づき力磨きcafé」全国展開のトップを飾ってくれました。
そのなかのお一人S子さん。
アロマテラピーについての電子書籍を出版されています。
理系女子らしく、学ぶことが大好き。
アロマテラピー以外にもやりたいことがたくさんあって、ありすぎるほどなのだとか。
さてここでワタシから質問です。
「で、あなたは、何をしているときがいちばん楽しいの」
S子さんはそのとき、答えられませんでした。
漫画なら「ぎくっ」とこめかみに冷や汗が流れるところですね。
答えられなかった、どうしよう。
これっていうなにか一つを決めなくちゃ。
どれか一個に絞らなくちゃいけないわ。
S子さんのなかで、これがテーマになった瞬間でした。
質問の主旨に沿った答えが出せなくてはいけないと思う。
学ぶことが好きで、結果を出してきたS子さんの素直さですね。
「何をしているときがいちばん楽しいの?」という質問に
「楽しさには順位がつけられるはず」という価値観を感じとってしまうわけです。
質問者の意図はどうあれ「いちばんは決められません!」
と答えても構わないのですが、それはひとまず置いておいて。
彼女はここで「100%極めない自分」というものを知ります。
何を学んでも、80%で次にいってしまう。
80%で終わった感が浮かれ、次に移ることを楽しんでいるようなのです。
「極めてないなあ、わたし」
S子さんは、ややしょんぼりしてしまいました。
スペシャリストとジェネラリストという分け方があります。
スペシャリストは、一芸に秀で、一本道を邁進する人ですね。
ジェネラリストは、さまざまなものに興味を持ち、幅広い知識と経験を蓄えていく人。
どちらかが優れているということはありません。
どちらも、相手にないものを持っています。
全体から見たら、お互い同士補完しあって、世界を豊かにしていく存在です。
S子さんは、ジェネラリストなんですね。
一つのことだけ学んでいるのは、はっきりいって「つまらない」。
80%を楽しむ世界観を持っているのです。
渡りあるく楽しさ、旅人の自由。
いいじゃないですか、絞り込まなくても。
つまり、S子さんににとって「いちばん楽しいこと」とは
「自分の興味の赴くままに広く学びつづけること」だったのです。
そしてさらに、すごいことに気づきます。
「気づき力磨きcafé 」3回めのプログラムには
「わたしの中のいろいろなわたし」を知る宿題があります。
彼女もそれに取り組んだのですが「いろいろなわたし」の中に、
いまやっていることが一つも出てこなかったというのです。
「ほんとにびっくりしました。やっていることは道具に過ぎなかったんですね」
学んでいるテーマもモノも「わたし」ではない。
それを「学んでいる」ことが、わたしなのだ。
大きな気づきですね。
いま持ってる肩書きであったり、資格であったり、それも「わたし」自身ではない。
もっと素の自分、なにか食べて「おいしーい!」と笑顔で叫んでいるような自分が「わたし」。
それがわかったことに、驚きと喜びを感じたそうです。
落としどころはどこでもいい。
瞬間瞬間を楽しんで学んでいけばいいんだ。
彼女の気づきは、ワタシたちにも、胸が広がるような解放感をもたらしてくれますね。