昨年の夏からワタシが主宰している「気づき力磨きcafé」。

全6回のプログラムと、2回ないし1回のパーソナルセッションで、

自分と出会い、気づきを深めるコースです。

おかげさまで、各期2グループずつのご参加をいただき、

現在第三期の2グループがプログラムを進めています。

 

 

都内のホテルのちょっと贅沢なカフェに集う「モンブラン組」と、

第二期のメンバーが経営するカフェで顔を合わせる「インアウト組」がその二つ。

一期二期の先輩たちに負けず劣らず、個性にあふれた素敵な方々です。

 

 

モンブラン組のK子さんは、最近、カウンセラーとしてのお仕事を始められました。

コーチとして15年の経験を持つワタシから学びたいことが

たくさんあるとおっしゃってくださいます。

コーチングは、一方的に教授するというより、

クライアントが内側から気づき、

自ら目覚めていくお手伝いをするものですが、

ワタシの姿勢やあり方から学んでくださるものがあれば、とても光栄に思います。

 

 

「気づき力磨きcafé」1回めの宿題に、

100以上のワードのなかから自分の価値を表すワードを選び、

その価値を体現するプロジェクトを考える、というものを出します。

K子さんは「自由」を選ばれました。

 

 

K子さんの思う「自由」とはなんですか、とお聞きしたところ、

「縛られていない」「拘束されていない」

という言葉が出てきました。

家族を大事にしながら、縛られずに自由に

カウンセラーとして仕事をしていきたい、とおっしゃいます。

 

 

そこでワタシは「働く」という言葉についてのお話をしました。

「働く」とは「はたらく」。

「はた」を「らく」にするために自分が何かをすることなんですね。

自分だけが「らく」になるのは「はたらく」ではありません。

周りの人をラクにするために自分がすべきこと、

やったほうがいいことを、

探して、見つけて、実行する。

それが「はたらく」ということなんです、と。

 

 

カウンセラーであれば、きてくださったお客様目線で、

どうしたらラクにしてあげられるかを考える。

わかってきたことがあったら、

それを本人にフィードバックして確かめながら進めていく。

 

 

マッサージなどのボディワークも、会話が主体のカウンセリングも、

じつは同じなんですね。

施術者もカウンセラーも、相手をラクにしてあげられる方法を考え、

自分の技術とエネルギーを使ってそれを実践していく。

それでクライアントがラクになった実感があればよし、

いま一つだったというならばまた別の方法を模索する。

その繰り返しで、双方に信頼関係が築かれていきます。

 

 

一人一人のクライアントと丁寧に信頼関係を結んでいくと、

今度は「あの人は信頼できる」という評価が横に広がっていきます。

ファンが増えていくのです。

 

 

また字解きをするならば「儲ける」の「儲」は「信者」と書きます。

「信者」とはアヤシいほうではなくて「信じる者」

つまり、あなたを信じてくれる人ですね。

その人たちの「信頼」が結果的にお金というエネルギーになって

あなたのところへ集まってきます。

信頼あってこその集客であり、お金の流れです。

ワタシを信じて欲しい、というのはたんなる言葉。

信じて欲しかったら、実行動あるのみです。

 

 

こんなお話を始めると、ついつい熱くなってしまいますが、

K子さんも、他の参加者の方々も、

ワタシのそんな話が聞きたいといってくださいます。

 

おかげさまで満席となりました今月31日のコーチング講座

「もっとステキな明日をつくるコーチングコミュニケーション 

  ~ひとりで戦っている貴女へ~」

も熱いお話満載となりそうです。

参加者の方々、どうぞお楽しみに。

 

また、これからは他のところでも

ワタシの半生記など語りたいと思っています。

企画をちょっと気長にお待ちくださいね。