先日、「気づきcafé®」第28期「蕎麦Tea」組の
2回めのプログラムを開催しました。
スタートしたときにもお伝えしましたが、この組の参加者は3名。
モデル業のかたわら革製品製作に携わるAさん20代女性、
ダンスインストラクターY子さん40代、
企業人からの卒業を控えた男性N~さん。
性別、世代、職業の異なるお三方ですが、
2回めにしてお互いすっかり打ち解けた雰囲気です。
第1回のプログラムでは、ライフヒストリーを振り返り、
そこから導き出されたご自身の<価値観>に
気づいていただきました。
そして1回めの宿題として2回めまでの間に、
ご自身の<価値>を見出し、その<価値>を活かすための
「マイプロジェクト」を考えていただきます。
ご自分の<価値観>に気づいて<価値>を見つけ、
それを活かすためのプロジェクト計画をまとめるわけです。
「気づきcafé®」のスタートダッシュは
かなりのスピードとボリュームとなっています。
ロケットは打ち上げから軌道に乗るまでには
相当のエネルギーが燃やされますよね。
「気づきcafé®」もこの第一段のロケットの燃焼に
ワタシ自身もすごく熱量を注いでいます。
ここでいう<価値観>と<価値>との違いはなんでしょうか。
「気づきcafé®」的にそれぞれの定義を少しお話しします。
「気づきcafé®」的ということはとりもなおさず
ワタシ高安成帆的ということなのですが、
ブログ読者の方々にも耳を傾けていただければ幸いです。
「気づきcafé®」ではライフヒストリーを振り返ることで
<価値観>を導き出します。
いままでの人生の時間を横軸にして、感情の振れ幅を縦軸にして、そのときどきの自分の感情を数値に表してみます。
マイナスのときもあり、プラスのときもあったことでしょう。
それぞれの値の点を線で結んでみると、
これまでの人生の感情の波の動きが可視化されるわけです。
参加者の方々はこのワークを通して、
自分にとってなにが満たされたときに感情がプラスになり、
なにが満たされなかったときにマイナスになったのかに
気づかれます。
この「なにか」がその方の<価値観>である、
というのが「気づきcafé®」の第1回のプログラムによって
導き出される答えなのです。
<価値観>は、ある程度満たされていくと
自分のなかで昇華されていきます。
自分のなかでいったん落ち着いていく、といってもいいでしょう。
いっぽう<価値>とは、それが満たされたときに
さらに増幅していくものであると、ワタシは考えています。
<価値観>は主体的であり、<価値>には他者が介在してきます。
このへんは最初のうち理解しづらいと感じられるかも知れません。
ただ、自分がどんな<価値観>を持っているのか、
また、自分にはどのような<価値>があるのか、
ワークや宿題に取り組むことで考え、
「気づきcafé®」のメンバーにシェアして
フィーバックを受け取ることが、
ご自身を刷新するための土台となることは確かです。
細かいことは気にせずに、
チャレンジしていただきたいと思っています。
「蕎麦Tea」組のY子さんはおっしゃいました。
「自分の価値を知るってすごいですね。
わたしが提供できる価値を知ると、
進みたい方向がクリアになります」
その通りです。
自分の価値を自分で知ることで、進むべき方向が定まり
、無茶な猪突猛進がなくなるんです。
エネルギーが無駄なく目標に向かって注がれるわけですね。
Aさんはモデルをされているだけあって、
綺麗でちょっと近づきがたいような感じがありながら、
ご自身で見出した<価値>は「親しみやすさ」でした。
このギャップ感に彼女が成功する未来が見えた気がします。
N〜さんは企業人としての経験から
「気づきcafé®」のワークでもこれまでにできたことの報告を
してしまいがちな点をワタシに指摘されました。
これからのN〜さんには
チャレンジャーになっていただきたいなあと思います。
N〜さんならきっとできるはずです。
「気づきcafé®」が複数の参加者によるグループセッションであることはとても大きな意味を持っています。
コーチとの一対一のセッションとは違い、
「メンバーへのシェア」と「メンバーからのフィードバック」
という側面を持っているからです。
気づきあい、気づかせあう場を、参加者、ファシリテーター、
アシスタントのみんなでつくりだしていることに、
ワタシ自身毎回感動を覚えています。
「気づきcafé®」につきまして、
詳しくは弊社チア・ドリームのホームページをご覧ください。
お申し込み、お問い合わせも、こちらでお受けしております。
さて7月ももちろん、ワタシ高安成帆がMCを務める
かわさきFMの「情熱のpassion」の放送がございます。
23日火曜日のお昼12時からの30分間です。
今回のゲストは、看護師セラピストの佐々木久美子さん。
東京・吉祥寺で「アロマテラピーサロン ゆるまる」を
主宰されています。
久美子さんとワタシは、がんサバイバーの話し場
「つながるCafé」をともに開催する仲間でもあります。
ゆるむ、ゆるめる、ゆるまることの大切さは、
ワタシも乳がんの経験から学びました。
当日の放送でもそんなお話や、アロマテラピーのお話など
いろいろお聞きできることと思います。
どうぞお楽しみに。
かわさきFMの「情熱のpassion」のご聴取はこちらからどうぞ。
「情熱のpassion」
7月23日火曜日午後12時〜12時30分
https://www.kawasakifm.co.jp/listening/