東京はいきなりの寒さに震えた週末でしたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今年の冬は厳しいのかしら、とちょっとびくびくしております。
温かいご自愛を忘れずに、素敵なホリデーシーズンを迎えましょうね。
「気づきcafé®」では先だって第33期「水出しアイス珈琲」組が卒業しました。
「水出しアイス珈琲」とは春夏らしさを感じさせる名前ですよね。
その通りで、春にスタートしたお二人のチームでした。
卒業まで8か月かかったのは9年間の「気づきcafé®」史上最長記録です。
ご本人たちは「さすが我ら『水出し珈琲』組、氣づきをじっくり抽出しました」とおっしゃっておられます。
お二人とも現役ばりばりのコーチです。
Yさんはワタシがかつて教壇に立っていた銀座コーチングスクールで、クラス運営をされている講師でもあり、国際コーチング連盟ICFジャパンチャプターでアソシエート認定コーチの資格をお持ちで、現在プロフェッショナル認定コーチの資格取得に挑戦中という方。
お勉強にもコーチングにも非常に熱心に取り組まれています。
ワタシはYさんを少女のような純粋さを持った方とお見受けしており、「気づきcafé®」でも当初はよくお勉強されてきた優等生タイプにありがちな「正解を探そう」という姿勢が感じられました。
それが3回めのプログラムを終えるころからだいぶ解けて、答えは外の世界ではなくて自分の内側にあるという氣づきを得られたようでした。
だから完璧な答えでなくてもいい、適当に答えてもいい、それがわたしの答えなのだから、という、いい意味での開き直りをされたのでしょう。
最終回に発表する「自分との約束」でも、「わたしはわたしをこう扱う」「わたしはこう感じながら進む」といったご自身の内側に向いた言葉を紡がれていました。
それを伺って、ワタシもアシスタントの木下恭子さんも「おお」と感嘆したのですが、いちばん意外だったのはYさんご自身だったのかもしれません。
プログラムを終えての感想では、「気づきcafé®」に参加してから自分自身と周りにばたばたと起こった変化にとにかく驚いておられると。
2025年の春からの8か月、まだ年も改まっていないのに、Yさんの環境はすっかり様変わりしそうな勢いだそうです。
「なにこの『気づきcafé®』?!」
という一言にすべてが集約されていました。
意識が変われば起きる現象は当然変わる。
ワタシにとってはもはや疑うべくもない真実ですが、初めて経験される方にはやはり驚きとなるのですね。
また、なにもかも一人でやろうとしないで人の手を借りることを自分に許したともおっしゃっていました。
それも彼女の世界を大きく変えていくことでしょう。
「すごいですよね、『気づきcafé®』って」ともおっしゃってくださり、ワタシもとてもうれしく感じました。
Yさんにとって「気づきcafé®」の、他でもない「水出し珈琲」組に参加したことは、人生のシフトを根底から切り替えたようです。
もうお一人の参加者であるMさんもコーチで、前出のICFアソシエート認定コーチに挑戦中です。
YさんとMさんには向上心や向学心という共通点がありました。
お互いコーチとして「気づきcafé®」の裏でコーチングセッションをしあっていたそうです。
最高の相棒だったわけですね。
Yさんは4人のお子さんを育て上げた、まさに肚の座った女性です。
武士のような雰囲気を持っていらっしゃり、責任感が強い方。
でもその責任感ゆえに「自分との約束」でいいきりを避けたところをワタシに指摘され、差し戻されてかえって喜ぶという、かわいらしい面もお持ちでした。
「わたし一人の力ではとうていこんなことに氣づけなかった。
Mさんとのグループセッションだったからこそ氣づけたのがいちばんの収穫でした」
Yさんの感想にも、Mさんへの感謝があふれていました。
彼女がこれから力を入れたいのは「支援者支援」だそうです。
弱者を救いたいという気持ちを強く持っているけれども、一人一人を救うのには力に限界がある、だから、支援する人を支援することで多くの人々に手を差し伸べたい、これがわたしのこれからのコミットメントになっていく。
このように美しく力強い着地をされていました。
Yさんは「『自分との約束』を差し戻されて、もう一回開催があると思ってたのにこれで終わりですか」と不満気。
Mさんも「フォローアップをお願いします」と追随して、3か月に1回1年間のフォローアップセッションをすることになりました。
全員コーチなので刺激的な面白いグループセッションになることが想像に難くなく、ワタシもいまからとても楽しみです。
他の組でもご希望があれば、今後「気づきcafé®」のフォローアップセッションを企画することを考えています。
卒業生の方々からお声がけをお待ちしております。
2025年12月をもって「気づきcafé®」第34期までを送り出し感無量です。
ワタシのヒラメキから生まれた対話型のグループセッション「気づきcafé®」は、いま思うと時代を何年も先取りしていました。
これからも「気づきcafé®ファシリテーター」の方々とともに、「気づきcafé®」の氣づきを広めていく所存です。
2026年に向けて「気づきcafé®」第35期を募集しております。
新しい年を氣づきで始めてみられるのはいかがでしょう。
お問い合わせはワタシ高安成帆のアドレスまでお気軽にお寄せください。
