るーるるるるるるーるる

今日のゲストは荒木の唯ちゃんです。

こんにちはー。

こんにちはー。

spoolのブログ

みんなに聞いてるんだけど企画構想に入ったきっかけは?

高校が美術科だったからOCで高校からバスが出るんだ。でも、一日目は団体行動で美術系の学科しか回れなかったんだ。でも、企画構想のこと凄い気になってしまって二日目に自分で見学に行ったんだ。そしたら小山さんと軽部さんの話術の虜になって^^それに、企画構想ってみんなとゼロから学べるし、根本を学べると思ったんだ!

前から気になってったんだけど、入学式の次の日の学科での自己紹介の時に「私はドSですって」言ったのって唯ちゃんだよね?!

そうよー。委員長がドMですって自己紹介したから。じゃあ、私はドSですって感じで(笑)

それにみんな私に「踏んでください」って言ってくるしね。

直哉に踏んでくださいって言われてるんだけど。まだ踏んでないんだよね。焦らしプレイ継続中です。

さすが唯さまです(汗)

そんなドSな唯ちゃんにとってのごちそうは何ですか?

寿司が好き!週1で食べたいくらい!

唯ちゃんは企画書表現論でも寿司について調べてたね!

じゃあ、ここで唯ちゃんの好きな寿司ベスト10発表(パチパチ)

第1位 サーモンカルパッチョ
第2位 あぶりトロサーモン
第3位 サーモン
第4位 うずら納豆
第5位 甘エビ
第6位 ハンバーグ
第7位 うずら納豆
第8位 まぐろのたたき
第9位 茶碗蒸し
第10位 汁物

かなー?


唯ちゃん、うずら納豆が2回でてますが・・・(笑)

うそ~?うずら納豆好きだからね~!

唯ちゃんと言えば、美脚にカラータイツですがタイツは何色もってるんですか?

パープルが5色で、赤が2色で・・・(以下略!)

※唯ちゃんは20種類ほどタイツを持っていました

あと、ストッキングもある!夏はストッキングずっと履いてた!

え~、唯ちゃんのあの美脚は生足じゃなかったんだ!!

そうよ、みんなのことを騙していたの。

唯ちゃんが今、一番力を入れてることは?

色んなことに参加することかな?

広告研究会に入ったり、講演会にいったり!

最近さっちに講演会に誘ってもらったんだ!私それが凄い嬉しくて!

さっちは私の社会の窓です!!

最後に、何か宣伝したいこととかある?

高校生のみんな、私に踏まれたい人は是非企画構想学科に入ってね~^^

今日は大変サディスティックなナツコの部屋をお送りしました。

次回はSPOOで一番上田さんLOVEのあの人をお送りします。

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じゃ、またね~。

ナツコ

みなさん、お待たせしました!
デザセン2011 講評書き起こし第3弾をお送りします

ラストを飾る方は企画構想学科学科長、小山薫堂先生です。



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■小山薫堂さん 放送作家、脚本家 / 企画構想学科 学科長

 みなさんお疲れ様でした。そしてスタッフのみなさん、本当にお疲れ様でした。長い間お聞きいただいたみなさん、ありがとうございました。どうでした?すごく楽しかったですか?やってみて……。



 僕は普段企画を考える仕事をしています。3月11日に震災が起こった時、自分のことが本当に情けなくなりました。今まで「企画の力で人を幸せにするんだ」と言っていた割には、3月11日直後、何もできない。企画なんか何の役にも立たない。企画考えるよりもお水を持ってく、ロウソクを持ってく、乾電池を持ってく…実行に移したほうがよっぽど力になる。なんて企画は無力なんだろう…思いました。


 でも、時間が経っていくうちに、やっぱり企画の力は必要なんだと思うようになりました。悲しんでいる人をどうやって少しでも、その心の痛みをとってあげるか、どうやったらもっと集まったらお金が公立よくみなさんに行き渡るか、どうやったら避難所の環境の悪い場所がもっと快適な避難所になるか…色んな企画が必要でした。僕は改めて、やっぱり企画というものは必要だな、この日本に新しい資源として…資源といってもいいと思います…企画は大切なものだなと思いました。



 そのとき、何が一番大切か……それは実行することです。企画を思いついて、「いい企画だな」…自分で満足していては、企画を立てても何の意味もありません。思いついた企画を実行に移す…その時初めて、その企画は命を持った、魂を持ったものになります。

 
 去年優勝は有田工業高校でしたけれども、今(実際に)アプリになったのは『ネガポ辞典』…3位の高校。今回、932チームそのうちの12代表です、みなさん。みなさん全員が入賞です。本当の優勝はこの企画を実現したところだと思います。

 時間時計を、記念時間時計を作って、茂木さんに「どうだ!」と。記念時間時計が10万ダウンロードされたときに「どうだ!」…言ってください。ぜひここはスタート地点だと思って、みなさんの企画をどうやったら実現していくか、その面白さをもう一度考えてほしいと思います。ぜひ来年の挑戦もお待ちしています。本当に今日はみなさん、おめでとうございました。




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以上で、デザセン閉会式講評書き起こしを終了します!


さて、今日もデザセン2011閉会式講評書き起こしをお送りします!

第2弾は鄭國鉉さんの講評と、
デザセンで印象に残った場面をお送りします。



「あれ?前回、前半戦って言ってたから、今回は後半戦じゃないの?」


…すみません、配分ミスで三部構成になってしまいました。




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■鄭國鉉さん(サムスンアートデザイン学校学長)

 今日、本当に後ろでプロセスが動くようにやってくれたスタッフさん、本当に素晴らしかったです。その支援によって、学生の皆さんが説明したり、色んな経験をしたと思います。


 あの、急に思い出したのは、旭山動物園…元の園長さんが言った話では、「今来る子供たちが10年あと、もっと動物を愛している大人になってほしい」という、そういう言葉、非常に頭に残ってるんですね。あなたたちが10年あと、もっといいデザイナーになって欲しいんです。

 私もプロとして、今まで30数年間やったんですけれども、実際あなたたちが発表してるその内容を見て、これからデザイナーがやるべき社会的な、サービス的なデザインは何かを、あなたたちが見せてくれたんです。本当に素晴らしかったです。いい体験になりました。本当にいい勉強になりました。ありがとうございました。




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■印象に残った話



伊東高等学校城ケ崎分校の『手話deトランプ』のプレゼンの後、
茂木さんが言った「簡単な方法に頼らない深いデザインを」
という話がとても印象に残っています。



茂木さんの話によると、
手話通訳者の方は、15分ずつ交代しながら手話通訳を行うそうです。
というのも健常者が手話を行った場合、ろう者(耳の不自由な方)が手話を行うよりも早く疲れてしまうためだそうです。


どうしてでしょうか。
健常者とろう者では、脳の働き方が異なるからだそうです。
ろう者の場合、特に問題もなく手話でのコミュニケーションをとることができるのに対して、健常者は手話でのコミュニケーションに不自由が生じてしまう…ということだそうです。


また、茂木さんが手話通訳者の方に、
「『スマートフォン』って、手話ではどう表すの?」と聞いたところ、
「こうやるんです」と、親指・人差し指の2本で画面をはじく動作をしたそうです。これで、スマホ。


これらの事に茂木さんは「健常者とろう者の、断絶そのものに面白さがある」
と感じると同時に、「手話のイマジネーションが非常に豊かだ」と感じたそうです。





伊東高等学校城ケ崎分校の皆さんは、学校で耳の不自由な方と接する中で、
「手話を簡単に覚えることはできないか」という問題の発見から、
「トランプで手話を覚えよう!」というひらめきに至ったそうです。

『デザインが問題を解決する』という大切な視点です。
マエキタさんか森本さんが言った、『デザインが心理的な障害をなくす手段になる』という話にも通じていくのかもしれません。



でも茂木さんの言った『断絶そのものの面白さ』という視点も、
示唆的であり、とても興味深いものだと考えさせられます。

「障害を越える」のではなく、「障害を許容し、コミュニケーションを再設計する」という発想でしょうか?
それは「そもそもコミュニケーションって何だろう?」という根源的な問いかもしれません。




こんな感じで、
審査員と出場校のやり取りの中で色々な話が広がっていきます。
「今年見逃しちゃったよー」という方は来年、是非見に行かれることをおすすめします!



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次回、いよいよラストです!
ラストは審査員長のご講評をお送りします!