[深海の夜]
住宅街は波のように静か
2人はおよいでいく 手をつないで

春の気配はあるようでない 世界
指先につたわる熱だけが 真実

ときおりスキップ ときおりのんびり
深海魚のように泳いでいく

行く先なんて
電灯のない真っ暗やみだけど

2人ならいける気がするんだよ
いける気がするんだよ 手をつなげば

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[木の下]
光が欲しくって 手を伸ばしたけど
遠すぎて空をきるばかり

竜巻をつくりそうな長いまつげと
柔らかな頬が
抱きしめたくなる程愛おしかったよ

隣同士 あんずの木の下で
28本の放物線を描く

あなたが欲しくって 腕伸ばしたら
近すぎて触れられない

沢山を創造した長いゆびと
甘い甘い首筋が
どうしても愛おしかったよ

ひとりきり あんずの木の下で
28本の放物線を描く

あからさまに欲しい

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[色想い]
黒と白のボーダーの背中に触れた
あの日は忘れることはない

ムラサキの宇宙人とみどりの靴
あの日は忘れることはない

紅いソーダを2人で飲んだ
あの日は忘れることはない

碧い宇宙の話
あの日は忘れることはない

まぶしい朝の透明な涙
あの日は忘れることはない

たくさんの思いでが 万華鏡のように
カラフルにくるくるまわってた

遠くなった 遠くなったけれど
あの日を忘れることはない
あの日を忘れることはできない

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[いちども手を繋がない日]

昨日の晩さよならを言ったのは君なのに
今日はめそめそ泣いているのも君

あたしってばなぜか客観的にみながら
心でうっすら笑っていたんだ

「おれはもうボロボロで、君を幸せにしてやれない」といった
幸せにしてもらうつもりなんて
さらさらなかったというのに

あたしってばなぜか君の涙をみながら
心で犯して笑っていたんだ

欲しかったのは体温 いらなかったのは重さ
一瞬の蜜月を楽しんで 心で別の人を愛していたんだ

幸せにしてもらうつもりなんて
さらさらなかったというのに

あたしってば大人の君を見下しながら
心でうっすら笑っていたんだ

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[嫉妬]
嫉妬 嫉妬 ぐるぐる shit 嫉妬 ぐるぐる

愛想がなくて冷めてるわたしなのに
きみが女の子と仲良くするだけでムカついてくるよ
他の子をちゃん付けしてないで こっちばかり向いてよ

嫉妬 嫉妬 ぐるぐる shit 嫉妬 ぐるぐる

冷静で泣いたりしないわたしなのに
きみが電話に出ないだけで悲しくなるよ
他の子の電話なんて早く切っちゃって わたしの声だけ聞いてよ

嫉妬 嫉妬 ぐるぐる shit shitぐるぐる

でも愛想がなくて冷めてて 冷静で泣いたりしないあたしだから
「ねぇこっち向いて」なんて 素直に言えないんだ

ああ今日も 嫉妬のうずは巻くばかり



泣きながら目がさめて
ひとりごと 呟いた
あなたがいなくちゃ
あなたがいなくちゃ

何度みても窓にはわたしひとり
わたしの破片はどこにとんでいった?

どこへいったかなんて教えないで
ここへ来てくれればいいの
近くにいて 寝息をたてて
ただそれだけ

洗いたての白いカーテン
夜風にゆられてる
あなたがいなくても
生きていかなくちゃ

何度みても鏡にはわたしだけ
わたしの破片はどこにとんでいった?

どこへいったかなんて教えないで
ここに戻ってきてほしいの
近くにいて 寝息をたてて
ただそれだけ
ただそれだけなのに

手のひらから溢れだす泡
じっとずっと眺めていた
ぷつぷつと流れていって
午後の日射しにとけてゆく

君はからだをおりまげて笑う
わたしはそれをみて笑う

それだけあればわたしは充分だよ
春のうららかな日

耳のよこであの人はうたう
love&peace叫んでいた
きらきらと輝いていって
午後の日射しさらに増す

君はとびはねて喜んでいる
わたしもとびはねている

それだけあればわたしは充分だよ
春のうららかな日