待ち望んでいたsoraeの記事が出ましたが、結論からいうと,,,内容がない

 

 記事の内容は、写真にも見えるケルビン・ヘルムホルツ不安定性が太陽の未解決問題である「コロナ加熱問題」が解決できるのではないか,,,という臭わしのみ。

 

  太陽コロナ加熱問題とは、太陽表面が6000K程度なのに、上空の太陽コロナが100万Kであるというもの。

 6000Kのものが過熱して上空が100万kになるわけないじゃないのというもの。

 

 太陽を勉強していくと「太陽標準モデル」というものがあって、太陽の深さ方向、北極南極を繋ぐ子午面、これらを全方向に展開した球体としての太陽。この構造を示すモデルです。

 これってどう作られるかというと、「シリーズ現代の天文学」によると、太陽表面に現れる黒点とその動き、太陽観測衛星による磁場情報という光球に現れたアウトプットになるような太陽構造を考えた、というものなんだそうです。

 そのアウトプット情報に今回のケルビン・ヘルムホルツ不安定性が加わっただけのように見えます,,,

https://sorae.info/astronomy/20260810-sun-s-surface-inouye-solar-telescope.html

 

◎プラズマ内で磁場が消えにくいのはなぜか

 

◎太陽光球での磁場強度

 ちなみに星間では1✕10^(-10)くらいです。

 人類が地球以外で磁場を確認したのが太陽黒点らしいですが、相当強力です。

 

◎ボルツマン定数とシュテファン・ボルツマン定数

 ボルツマン定数は古典的な熱力学の定数なので、馴染みのある気体定数とかアボガドロ定数が出てきます。ただこれ自体は熱力学そのもので天文学とはちょっとズレるし、統計力学としても直接的に天文学には繋がりません。

 

 こちらは似ているようで全く違うシュテファン・ボルツマン定数で黒体輻射強度など星の放射に直接効いてきます。

 この記号を書けという問題はまだありませんが、物理定数を示してシュテファンボルツマンに含まれるのはどれか?という問題は出題されています。

 

 電子1個の電荷(素電荷/電気素量)「e」も定義値ですが、このシュテファンボルツマンに「e」は含まれません。じっくり考えれば、シュテファンボルツマンは光の式なので、あまり関係なさそうですし、実際上記のように式の中に「e」は出てきません

 

 ともあれ、シュテファン・ボルツマン定数はプランク定数、真空中の光速度、ボルツマン定数の組合せで求められるということを覚えておく必要があります。

 

◎X線星(中性子星)でのサイクロトロン放射とシンクロトロン放射

 ついこの間、X線星でのサイクロトロン放射をまとめたばかりなのですが、ではX線星でシンクロトロン放射は発生しないのか?という疑問が湧き調べたもの

 

 結局、両放射とも発生するが、その発生場所は異なるということのよう。

 磁場があればサイクロトロン放射は発生し、電子が強力な力で振り回され光速に近い速度まで加速される状況ならシンクロトロン放射も発生するというものらしい。

 

 ちなみに超新星爆発であると、衝撃波先端でシンクロトロン放射が発生していますが、念のため確認するとサイクロトロン放射も発生しているとのこと。

 AIは、フェルミ加速で速度が高まるとシンクロトロン放射、それ以前、速度が低い段階だとサイクロトロン放射,,,などと。結局、シンクロトロン放射は特別の加速機構が必要だが、サイクロトロンは磁場があればどこでも発生しそう

 

◎1054年の超新星が電子捕獲型超新星であったとする根拠

 明月記の超新星が電子捕獲型超新星であったとするもの。

 太陽質量5倍以上は超新星爆発すると習いますが、そのうち8M☉~10M☉の恒星はそれ以上の恒星が鉄まで中心核が進化するのに対して、ネオンマグネシウム酸素の中心核の状態で、中心で縮退状態の電子をマグネシウムが取り込んでしまうことにより、急激に縮退圧が減少して重力崩壊して超新星爆発するというもの。

 

 一応テキストでは電子捕獲型超新星爆発が欄外にチョロリと書いてあるので、この辺は試験範囲

 

◎陽子崩壊に関するスーパーカミオカンデの結果

 陽子崩壊はつい先日、一連取りまとめましたが、この件を漏らしていたので