テキスト3冊目への移行作業
結局、赤ペンでの下線入れは終わったものの、コメントの整理/書き写し作業がまだ続いています。
++++
https://www.miz.nao.ac.jp/veraserver/VERA/honma/lecture/komaba2014-4.pdf
実は「シリーズ現代の天文学」では全18巻中9巻しか購入しておらず、買わなかった部分に電波望遠鏡の観測技術のような巻が含まれます。
事前に、天文学辞典を浚っているわけですが、その中でも電波望遠鏡の観測技術は最難関の一つ。
結局、電波望遠鏡って
・感度が悪い
・感度を確保しようとすると視野が極端に狭くなる
という問題点があります。
「開口合成レーダー」という手法で、地球の端と端とか、あるいは配置を考えた合計100台とかの電波望遠鏡群(レーダーアレイ)で同時観測して、分解能を向上させるとともに、地球の自転などを利用して天空を線状に測定していき、フーリエ解析して線状のデータの感度を向上させ、かつ多数の線からなるデータを面状に合成して、1枚の画像にする,,,というものらしいのです,,,
多分、用語としても、電波干渉計くらいかな?問題になりにくいはず。
上掲のパワポは、国立天文台水沢の人(多分、本間さん)が講義のために作成したもののようなんですが、実はあまり詳しく書いてありません,,中身的には検定テキストから大きく出ない。多分、専門的すぎるんだと思います。
理工系なら「フーリエ解析して求めるんですよ,,,」くらいまでで概要はわかるけど、実際の作業は面倒っぽい。
ちなみに数あるPPTから上掲を選んだのは、「電波望遠鏡は全ての波長帯で最も高い分解能を達成」とある点。このパワポ2014年作なので、もう10年前からすべての観測器機の頂点なんだ,,,と素直に驚いたため。
,,,この写真が何を意味するのか、まだ分かりません
Xで読んだ記事
上記箱の中は、SDSSのデータリリース20について、AIに聞いたもの
SDSSについては逐次データがリリースされていて、初期のものについてはテキストにも掲載されています。
初期のデータ公開で有名なのはこれですね。宇宙の大規模構造の地図です。
これ拡大すると座標がわかりますが、Z=0.15程度、すなわち20億光年程度までの宇宙地図です。
上箱の記載に漏れていますが、今回のデータ公開では赤方偏移Z=6辺りまで含まれるそうです。これは127億光年先の宇宙まで地図に盛込まれているということになります。上掲①はこれを踏まえて、多くの天体のデータが加わった,,,ということのようです
②については反響マッピングによる質量測定が可能としています。
反響マッピング法はテキストに物っているもので、実はちょっと面倒だし、話題としてマイナーだなと,,,過去問にも登場したことないものだったので,,,
今回改めて勉強し直した反響マッピング法
簡単な関係なのですが、中心核から出た光が地球の観測者に直に伝わってくる光と、中心核の周りに塵のトーラスがあって、中心核から出た光が背面側のトーラスに反射されて地球に来る光があるとすると、到着に時間差があり、これは簡単な幾何的な関係があり、結果として中心核からトーラスまでの距離が分かります。
トーラスの半径(正確にはBLR:高輝度領域)とブラックホール質量に簡単な関係式があり、結果として反響マッピング法を用いるとブラックホールの質量が求まります。
③「eROSITA」のデータとの連携
思い違いというか理解不十分でした。
このROSIはロシアの意味なのですが、2022年にウクライナに進行したのを機に、独ロの協調関係は破綻し、「有効なデータは取れなかった」と思っていましたが、上掲天文学辞典の記述だと、最初のデータ収集は2020年に完了しており、目標の何分の1かは達成してデータ取れているようです。
eROSITAはX線衛星ですから、あくまでもX線源の位置が分かるだけであり、これを工学データと突き合わせて、X線源の銀河なり恒星を特定する必要がありますが、ここでは20万個のX線源が光学的に特定できたとしています。
、、、、SDSSの今回のデータリリースについて、思いつくまま書きましたが、多分、この記事から出題されることはないと思いまS,,,
ただし、今回の整理で、半虚マッピングとeROSITAが頭の中で情報が確定できたので、まあよかったな、、、と。






