◎JAXAの各施設
公式問題集にJAXAの各施設について問う問題があって、それはJAXA合併以前の宇宙開発事業団(NASDA)の施設と東大宇宙航空研究所/宇宙科学研究所(ISAS)由来かを問う問題。
さすがにこういう問題は今の時代ないだろう,,,とは思うものの、やはりJAXA内での縦割りがあって、それを理解していくと、JAXA内での業務内容も理解できます。
要は射場は種子島と内之浦があって、前者がNASDA、後者がISAS。
メインの本部も筑波が前者、相模原が後者。
部分部分では当然統合しているのでしょうけども,,,
過去問に、JAXAの英名称は?という問題があって、
①Japan Aerospace Exploration Agency
②Japan Aeronautics Exploration Agency
③Japan Aerospace Experimental Agency
④Japan Aeronautics Experimental Agency
JapanとAgencyは同じですが、中二つが違う形になっています。
NASAは National Aeronautics and Space Administrationなんですね。
あまり深く考えなければ解けますが、悩みだすと,,,
ちなみにJAXAの正式名称である「宇宙航空研究開発機構」って、むずい
宇宙航空ってゴロが悪く、日本語にはない並びらしく、普通だと航空宇宙なんだそうです。また、研究を技術に変えて宇宙航空技術開発機構も組織名としてありそう。
同じような単語を並べて選ばせる問題があってもおかしくないレベルかも。
またJAXAに「航空」という言葉が入っているのは、合併時の名残。
多分誰もが思うことでJAXAといえば宇宙開発と思っていると思いますが、これは合併前の一組織である航空宇宙技術研究所の名残。
これは次世代航空機の開発主体です。
邪推すれば、日本語として通りの良い航空宇宙研究開発機構という名前にしなかったのは、格下の合併相手の名称に倣いたくなかったからではないかと思っております,,,
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◎ハッブルテンション
ハッブルテンションは現在進行形の天文学での大きな課題です。業界で大激論中ではありますが、どういうものなのか程度は試験に出てもおかしくないのかも。
https://sorae.info/astronomy/20260322-hubble-constant.html#google_vignette
この記事では、天の川銀河近傍の「局所宇宙」(←単に天の川銀河に近いという意味のようです)の膨張速度が約64km/s/Mpcであり、これは初期宇宙での測定値に近いものであったとのこと。
結局膨張速度は、天体までの距離の推定の精度が議論になり、今回の検討ではTRGB(赤色巨星分枝先端)と呼ばれる指標を用いて距離精度を向上させたのだとか。
TRGBは比較的軽い恒星が年老いた頃に到達する段階のひとつで、内部に蓄積されたヘリウムが急激な核融合反応(ヘリウムフラッシュ)を起こし、最も明るく輝く時期を指し、このときの明るさはどれもほぼ一定とされており、様々な銀河までの距離を正確に測るための強力な物差し、なんだとか。
このTRGBが盛り込まれかは別ですが、ハッブルテンションとはなにか、課題は何か程度の試験問題は作れそうです。
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◎ 宇宙系出題の分析
月曜日の朝、朝食前にやるべきことかとは自問しますが,,,
改めて宇宙系出題の分析
① 円グラフ1 組織別
基本的にはJAXA関連からの出題なのですが、ここではJAXAから旧東大系の宇宙科学研究所を別建てにして、JAXA、宇宙科学研究所、他社で分けたもの
アルテミスやJUICEなどの「他社」案件でも、JAXAが共同参画していて、JAXAホームページでも閲覧できるものはJAXAとしています。
インドの月着陸などは他社案件に割り振っていますが、実際にはSLIMなど日本の月面着陸を意識した問題構成であり、インドの宇宙技術を勉強しなくても話題的には日本の話題をフォローしていれば自然に入ってくる情報です。
ともあれ、宇宙科学研究所含めたJAXAは80%以上を占めます
②円グラフ2 分野別
ここではロケットや運搬機などの輸送と、観測/観察の成果/器機を分けています。
輸送が75%を占めているので、ロケットのエンジン、推進剤、打上げ技術についての知見を増やしていかなければなりません。
③円グラフ3 現在過去
現在進行形の案件が85%以上を占めます。
上記①と②と関連してみれば、JAXAのサイトの徹底理解が肝要と思われます。
ちなみに過去案件は、情報入手は難しいです。現時点でもなお出典不明な情報があり、どうやって勉強するのだろう,,,と悩んでいるところです。




