やっぱりな、、、と思うのは、「スニャエフゼルドビッチ法」を尋ねているのに、AIは「スニャエフゼルドビッチ効果」をまず答えてしまう。
スニャエフゼルドビッチ効果は宇宙背景放射の光子が逆コンプトン効果で「歪められてしまう」もの。
これ自体はわかっていたのですが、まずは黄色の部分で「低周波強度が減少し高周波が増加する」ということがよくわからなかったので、更問い
これって当たり前なこと?CMB光子強度にはもともとばらつきがあり、逆コンプトン効果でエネルギーが加われば、エネルギーの弱い低周波部分が高周波側に移って減少し、もともとエネルギーの大きな高周波部分は増加する,,,どう考えても当たり前のことのようにしか思えませんが,,,まあともあれ、本題は一つ上の枠で緑に塗った「スニャエフゼルドビッチ法」について更問い
多分、検定試験的にはこのレベルでおしまいだと思います。
ただし上枠のどこを読んでも、銀河までの距離を具体的に算出する方法が読み取れません,,,
AIも強調していますが、宇宙で距離を測るためには「標準光源」を必要とします。
このSZ 法だと、標準光源なしに距離が算出。
さらにAIにどれくらいの距離まで可能かを聞くと、
具体的には約15億光年から、遠いものでは100億光年を超える範囲とのこと。
ここで下限を15億光年としたのは他の方法でも計測できるからとのこと。
ちなみにこれは天文学辞典所載の「距離はしご」,,,宇宙の距離をどの手法で算出するかいう概念図。
この図にスニャエフゼルドビッチ法は載っていませんね、、、
興味深いのが100Mpc以上でタリーフィッシャー関係とDn-σ関係がありますよね。
タリーフィッシャー関係は渦巻銀河の光度と回転速度の間に見られる相関関係で、21cm線のドップラー効果による線幅で速度を出して、渦巻銀河の絶対等級を求めるというもの,,,これは試験にそれなりに出るもの
一方で、楕円銀河についてはフェイバージャクソン関係というものがあって、楕円銀河の光度とその内部にある星の速度分散に見られる関係,,とあり、試験では一般にこのフェイバージャクソン関係で楕円銀河までの距離が算出される,,,という流れで問題が作られます。
でも上図の天文学辞典の距離はしご図ではDn-σ関係とあります。
Dn-σ関係は楕円銀河の直径と内部にある星の速度分散の関係なんだそうですが、、イマイチ、計算方法がわかりません。
これは天文学辞典のグラフですが、こうやって見ると、フェイバージャクソンよりDn-σの方がばらつきは少なそう,,,
ちなみにグラフ内の上側に引っ張った線はかみのけ座銀河団、下の線はおとめ座銀河団のデータです。
◎ジャンスキー,,,宇宙電波
創始者なんですけどね、結局、企業系の研究所のエンジニアなので研究が続かなかったので埋もれてしまっていますね。
一方、宇宙線の発見は1912年の気球によるヴィクトルヘスなのですが、こちらは今の素粒子論に繋がる発見を数多くもたらしたので、ヘス自身もノーベル賞を受賞しています。
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これで延べ4~5日かかった、公式問題集の観測編と理論編の終わり。
これから全5冊の宇宙開発、天文学、天文時事、関連分野の総ざらい,,,さて今日中に終わるか?
◎ロケット100年で何か問題でるかな?
wikiから
①土星の輪
一見、ガリレオっぽいですが、wikiによれば
1610年、ガリレオは土星の両側に突起物(耳)がある三つ子の天体として記録した。1612年、地球から見て環が真横を向き、この「耳」が消えたため、ガリレオは「土星は子供を飲み込んだのか?」と驚き困惑した。
こういうのって、豆知識ですよね、、
ちなみにガリレオでないとすると、カッシーニとエンケは輪の空隙を見つけた人なので、ホイヘンスを選ぶのかな,,,
②海王星を海王星と知らずに記録した人
ティコブラーエは望遠鏡を使わない人なので✕
ルヴィエリとアダムズは理論屋なので✕
ガリレオが海王星を恒星と思って記録した,,,これもwikiにある豆知識
③望遠鏡を使って天体を初めて見た人
ハンスリッペルハイは望遠鏡の製作者、
ガリレオよりも早い1609年に望遠鏡を使った月面のスケッチを残した,,,wiki
④論文名「星における元素の合成」
これも消去法?ベルは中性子星、キャノンは恒星分類、ペインは恒星内合成
⑤略符号の提案
1922年の第1回国際天文学連合で3文字形式の略符をラッセルが提案したもの。
同時期にヘルツシュプルングは2文字形式を提案。
ラッセル案はハーバード大学天文台が1908年に出版した星表に基づいている
関連して、同じ1922年の総会で88星座の概略位置と星座名は決定されたが、境界は1928年の総会で、北天についてウジェーヌ・ジョゼフ・デルポルト(ベルギーの天文学者)が提案したものが承認され、その後、南天域も追加され、微修正の後、1930年にケンブリッジ大学出版会から出版され境界が確定している,,,wiki。
⑥電波干渉計を開発
これはとやかく言わず、マーティン・ライル一択,,,テキストに載っているため
⑦日本に初めて地動説を紹介した人物
これは以前、投稿したのでここではスルー,,,一般には悪問と呼べる部類。







