ハッブルが「アンドロメダ銀河は系外にある」とした時に算出した距離は90光年だったわけですが、これを正したのがヴァルター・バーデだということは知っていて、実はバーデも間違えをしていてそれを訂正したのはアラン・サンデージだったということも。

 じゃあどういう経緯で訂正したの?というのがはっきりわからなかったので、ちょっと取りまとめ。

 ちなみに面白いのは、ハッブルの下で働いたのがバーデで、バーデの元で博士論文を書いていたのがアラン・サンデージという関係,,,

 上枠ではバーデが1952年発見とありますが、実際には1942年だったようです。

 ただし世界大戦中であり、バーデはドイツ移民で「敵国人」なのでシコシコと天文台で星を見ることしか許されていなかった時期,,,天文学者としては極楽?であり、天文学者の多くが軍関係の研究をしていたので、戦争が終わって1952年にやっと整理された,,,ということでしょうか。

 銀河系内にセファイドを発見した時の写真乾板。白黒反転しています。

 「VAR!」は「変光星だ!」というハッブルの書き込み。

 

 上枠文中「2の基準の誤差」について、再度確認。

 ハッブルは失意のうちに亡くなったとされています。

 1953年没なのですが、その前年の国際天文連合で、ハッブルの算出した距離に間違いがあったと公になったわけです。

 

 ハッブルの「アンドロメダ銀河は天の川銀河の外にある」という発表はコペルニクスの地動説くらいのパラダイムの大転換だと思うわけです。天の川銀河は数多くある銀河の一つでしかない、宇宙の大きさが天の川銀河から一気に拡大したわけです。しかもその後、宇宙は膨張しているとも明らかにしました。

 

 今の天文学者さんだと、「桁を間違えなければそれでいいんだ」という人がいるくらいなので、考え方の方向をぐっと舵で切り換えたというだけで偉業だと思うのですけどね、、、

 

 ともあれ、セファイドの続き,,,

  

 いわゆるセファイド変光星には、

  ・ケフェウス座δ型(種族Ⅰ) 長周期セファイド 別名「古典セファイド」

  ・おとめ座W型(種族Ⅱ) 長周期セファイド

  ・こと座RR型(種族Ⅱ)  短周期セファイド

  この辺のタイプの名称は変遷があるようです。

 

 この辺りの記載が、1級テキストだとわかりずらい表現なので、ハッブル⇔バーデの話題の中で、セファイド変光星について自分なりに整理できたのは大きな成果。

 

 さらにバーデの指導学生であるサンデージにより宇宙は広がり宇宙の年齢も増えたわけです。もちろんサンデージの提案にも誤差があり、それらを現代の学者さんがたが誤差を減らすべく努力されているところ。

 

 その経緯は以下の通り。

 

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◎フェルミバブル

 フェルミバブルについては前も取りまとめたなと思いつつ,,,

 こうやって何回か繰り返しまとめ直すのでしょう,,,

 

◎ブラックホールの見かけの大きさは?

 この最後の2.6倍という数字はテキストにも出て来るのですが、仕組みがよくわからず、今までは棒暗記状態でした。

 繰り返しになりますけどね,,一応表化されているので。

 ちなみに再確認すると、見かけの大きさとは「遠方の観測者から『真っ暗な穴』として見えるサイズ」のことです。

 文中では1.5倍になっていますが、シュバルツシルト半径+1.5倍で2.6倍になるということなんでしょう,,,四捨五入すると。

 要は黒い孔として見える半径はシュバルツシルト半径の役2.6倍ということ。