昨日に引き続き図表の総ざらい
例えば上記は超新星爆発ですが、試験はモノクロなので、このうちの一つがポロンと出て、これは何か?という問題も想定されます。
あるいはいくつかの超新星残骸が示されて、
1987Aだと「カミオカンデでニュートリノを観測した」ものは?とか、
かに星雲だと「明月記に記載のあるのは?」などに見合う絵を選ぶ,,,など。
この中で結構面倒なのが、ほ座超新星(Gum16)でいろいろ画像検索をやっとテキストと同じ絵柄を探し出しました。
結局、試験問題に出るとすれば、向きとかはテキスト優先ですからね。
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宇宙背景輻射あるいは宇宙背景放射については今や常識レベル?
でもテキストにサラッと書いてあるのが宇宙X線背景放射(CXB)。
調べると存在が確認されたのは宇宙X線背景放射の方が2年ほど早い。
1962年、リカルド・ジャコーニらのロケット実験で存在が確認された。
(ちなみに宇宙背景放射は1964年発見)
宇宙X線背景放射(CXB)は、全天からほぼ均一に降り注ぐ高エネルギー(X線)の電磁波。主にブラックホールを取り巻くガスや活動銀河核(AGN)の集まりが起源と考えられており、チャンドラ衛星等の観測によりその大部分が判明。宇宙の構造形成や高温ガスの歴史を示す重要指標となっている。
活動銀河核(AGN)は銀河の中心にある巨大ブラックホールにガスが吸い込まれる際、非常に強力なX線を放つ。その他の線源として銀河団の高温ガスやクエーサーなども含まれる。
エネルギーの高いX線(特に30 keV付近)で強度が最大となる。超新星残骸や高温の銀河間ガスからの放射も含まれる。エネルギーの低い軟X線成分には、太陽系内で太陽風が中性物質と反応する際の放射も混ざっている。
活動銀河核の成長と、銀河団間の高温ガス分布の調査に不可欠なデータとなる。
かつては宇宙全体に広がる高温ガスによるもの(拡散放射)という説もあったが、現在の高精度な観測によりその大部分(約80〜90%以上)は遠方の活動銀河核(AGN)などの天体が放つ光の集まりであることが判明している。
日本のX線天文衛星「あすか」やNASAの「チャンドラ」などの観測により、ぼんやりした背景放射が実は個々の天体の集まりであることが突き止められている。この放射を詳しく調べることで、宇宙初期に巨大ブラックホールがどのように成長してきたかという歴史を紐解くことができる。
https://www.isas.jaxa.jp/j/forefront/2004/ueda/index.shtml
どうも私には誤解があったようです。wikiの記載は以下の通り、
「ソンブレロ銀河(M104、NGC 4594)はおとめ座にある銀河で,,,中略,,,これまでこの銀河は非常に大きなバルジを持つ渦巻銀河だと考えられてきたが、2012年、スピッツァー宇宙望遠鏡による観測結果から、楕円銀河の中に円盤が収まった複雑な構造を持つことが明らかとなった」と。
この記載だと、前提として渦巻銀河であり、渦巻は見えないが円盤の中にある
「楕円銀河」とありますね,,
左上の写真を見れば、黒い筋があるわけで、楕円銀河にはこういう筋はないので、この筋を渦巻を横から見たものと思えば、渦巻銀河なんでしょうけども。
1級テキストに明示されていませんが、試験問題の解説を見ると、
「レンズ状銀河も円盤構造をもっているが、円盤部 に渦巻構造は見られない。」とあり、実はレンズ状銀河なのでは?という疑惑,,,
AIに聞いてみると以下のような回答
AIは回答を保留しているようです。
ともあれ、テキストではM104をSa銀河としており、検定試験的にはSaであると覚えておくのでしょう。
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ハッブルは銀河の年齢というか、変遷を左から右に考えてこの図を作りました。
すなわち、Saが若く、だんだんと渦が解けて来るに従って老化してScに至ると。
ただし実際には、Scのユルイ渦の間では星形成が盛んで、銀河として老いていく過程でバルジ部が大きくなり渦は巻き付いた形になり、Saになるのだというのが現在の主流の考え方のよう。
またアンドロメダ銀河と天の川銀河の場合をいえば、局所銀河群の中心銀河として40-50億年後に衝突して一つの大きな銀河になると予想されていて、その時点で渦巻は崩れ巨大な楕円銀河になると言われています。
各銀河団の中心にはcD銀河と称される巨大楕円銀河があるわけですが、これを見れば、銀河群あるいは銀河団の周縁部の銀河はSc⇒Saと移っていくのかもしれませんが、銀河群/銀河団中心部付近にある銀河は渦巻銀河としての進化ではなく、渦巻⇒楕円というドラスティックな進化が一般的なんでしょうかね。
。。。この辺は試験には出ないんでしょうね。
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なお渦巻について、なぜ巻き付かないか?の説明。





