まずは嘘っぽい記事があったので

  この光度グラフを見ると、極大でマイナス40等級になっています

 太陽がマイナス27等級ですから、比べる気もありませんが、この彗星を見た人は目をつぶすくらいの明るさになるはずです。

 ちなみにすぐ突っ込みが入って、マイナス4等級ではないかと?

   確かにこちらの人の予測だとマイナス4等くらいなので、基にしたデータが異常値だったのでは?,,ただし、マイナス4等ならそこそこ明るい。

 このカーブの立ち上がりを見ると、3月末だとギリギリ肉眼彗星で、極大日前後で急激に高度が増してそして見えなくなる,,,

 太陽の近くだと日の出日の入り直前直後なので、低空でありちょっと見るの難しいかな?

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 これは太陽で光なり熱を生み出している水素 ⇒ ヘリウムの核融合反応で、俗にppチェーンと呼ばれるもの。

 この図を見ると各反応で陽電子、ガンマ線、ニュートリノが反応生成物として出てきます。

 

 ただしニュートリノは地球とも相互作用せずにすり抜けてしまうようなものなので、太陽中心で発生したとしてもそのまま太陽内部をするッと抜け出してどこかに行ってしまい、太陽の熱とか光に寄与しません。

 

 太陽の熱や光はこの反応で生じるガンマ線が、太陽の放射層を1000万年近くかけてプラズマ状態を抜けてくる過程で、陽子とか電子とかいろいろなものと相互作用して、最終的に波長が伸びて、可視光などの光子として光球から出てきて、これが地球に光と熱を運んでくるわけです。

 

 今朝の最初の疑問は、冒頭の図を見るとガンマ線が出ているのは2段階目の反応である2Hと1Hが反応する時だけじゃないですか,,,

 核融合反応といってもエネルギーを生み出すのはこの段階だけなの?,,,というのが寝ぼけた頭の疑問。

 

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 まず最初の忘却の彼方だったのは、第一段反応の陽電子の放出。

 陽電子は不安定なので、手近な電子と対消滅してガンマ線を放出

 ,,,ここまで、1段目2段目の反応でガンマ線(=エネルギー)を放出することを理解

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 3段目の2個の3Hが合体してヘリウム原子ができる時にはエネルギーは出ないの?という疑問,,,

 実はこの3段階目はpp1、pp2、pp3という3つの異なる分枝が存在していて、太陽内部では、pp1が86%、pp2が14%、pp3が0.015%の割合で起こるのだとか。

 

 上記反応がpp1分枝で、結局この3段階目でも無事にエネルギー放出。

 このpp1分枝を経由した場合、連鎖反応全体で26.7MeVのエネルギーが放出されるとのこと。

 pp2もpp3も最終的にはヘリウム原子ができることには変わらないようです。

 

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 ではテキストではどう書いてあるかというと、

 4つの水素原子核が一つのヘリウムに変わり、2個の陽電子と2個のニュートリノになるとあるばかり。

 

 これだとエネルギーがどうなるか不明ですが、

 4mH ⇒ mHe+Δmとあって質量欠損でザクッと説明があり、この質量欠損ΔmからE=mC^2でエネルギーを出すように説明されています。

 

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 では反応はどんどん進んでしまうのか?

 

 このppチェーンでの律速反応(一番遅い起こる確率が低い過程)は、 

 冒頭図、第一段目の反応で、平均的な時間尺度だと10の9乗オーダー年、すなわち平均10億年のオーダーだそうです。。。だと早くても10億年待たないと反応が始まらないじゃない,,,

 まあまま、そこは量子論での不確定性原理とかトンネル効果でボチボチ反応は起きるようで、だからこそ太陽は100億年とか輝き続けられるのだそうです。

 

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 上記はwikiによる内容で、東大名誉教授の尾崎洋二先生の「宇宙科学入門」(2010)によるもので、別途AIに聞くと別の説明もあるので、上記が最新かつ学会の大勢なのかは不明。

 

 とまあ、頭の中は整理されましたが、1級試験的にはオーバースペックで、過去問を見ても、核融合反応は何というか?という程度の問題で、ppチェーン、CNOサイクル、トリプルアルファ反応などの用語から選ぶ程度なので、受験勉強的には完全な道草。

 

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 多分、前にもやったなあと思いながらまた年表づくり。

 ただしその時には、手あたり次第拾い集めていた気がします。

 ネットとか検索しながら。

 

 今回は趣向を変えてというか、ちょっと賢くなったので,,,

 結局、検定試験なので検定試験の公式テキストがベースになるはずという観点。

 

 より広く集めるということで、久しぶりに2級テキストを通読、

 年号部分のみ拾い読み。

 2級公式テキストで53件

 

 その後1級テキストも年号のみ拾い読み。

 ちょっと足りない感じがして、過去問を見ると「発見系」が目立つので、索引から特殊な天体の発見年次も追加

 「1級」は1級から検索したもの、2級テキストとダブったものは1級で記載

 「2級」は2級テキストから検索したもの

 「追」は1級巻末索引から特殊な天体を拾い、主として発見を追記したもの。

 

 これで全分量の1/3ですが、この年代は2級の案件が多いようです。

 元嘉暦、宣明暦、貞享暦、宝暦暦、寛政暦、天保暦は年代よりは順番が大切。

 理論系と発見系があり、また2級のデータを入れ込んでいるので天文とは直接関係のないロケット系があり、整理手法として問題を感じます。

 発見と理論は表裏一体なのですが、見やすくするためには別仕立てがイイかな。

 特にロケット系は分けるべきですね。

 

 現代に接続する部分ですが、ダイソン球とかオズマ、アレシボみたいなSF系は排除というか、完全に別個にすべきですね。

 私自身がこれ系を好まないということもありますが、科学史の連続性を見るのが試験問題の立場なので、異質なものは別に置くのかな,,,

 

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 結局、この年表づくりに1日かかりました。

 発見系とSF系を分けて、とりあえず年表を3つに分けます,,,その後は覚えるだけ。

 

 最後取り纏めて、天体の「発見系」で55件。

 その他で37件

 

 ざっくり見て、発見系だけ覚えればいいかなという感じです。

 その他は時折眺めるだけでもよさげ。