多分、スマート望遠鏡を使っている人って、自分の現位置で「ああであれば、こうであれば」と不満を抱えているのだと思います。

 

 もともと望遠鏡ベースで、口径とか焦点距離とかカメラセンサー、レデューサーなどで、最適画角で天体を撮影していた人たちがスマート望遠鏡のコアユーザーなのでしょう、、、

 便利さでスマート望遠鏡を使っているけど、食い足りないというか、ZWOユーザーだともっと画角が広ければなあ,,,と不満を抱いているのでしょうね。

 特に、スマート望遠鏡は鏡筒回転ができないので、センサー画角的に広くても撮影希望の天体が一枚に収まらない,,,

 

 ZWOの機種の流れを見ても、

  S50から望遠鏡の焦点距離を短くしてS30

  S30からセンサーを大きくしてS30 Pro

 一貫して広い画角を志向しています

 

 DWARF LABだと、DWARF3の画角が標準でも広く、これにモザイクができるので広い方向だと十分に広いので、私なんかもそうですが、もうちょっと天体を拡大したいという欲求があり、1月発売のDWARFminiではセンサーを小さくして天体が拡大できる,,,しかも可搬性アップという方向に向いている。

 

 ちなみにS30とDWARFminiを比較すると光学性能同じ、値段は若干miniが割高だけど重量半分、ポケットに収まるDWARFminiに軍配が上がると思います,,,

 

 といいながら、私はどうするか,,,

 

 前回日本帰国で購入したセットはHAC125DX(L250)+662センサー

 奇しくも画角だけ見るとS50のスペックと同一。

 

 確かに鏡筒もデカいし、赤道儀もありまた大型三脚も必要ですが、可搬性はギリあり、鏡筒もFRA400を持ち歩けば冷却カメラも使えるし画角選択も自由

 DWARF3は簡便さで今後とも使うとして、これ以上スマート望遠鏡の機種を増やすことはなさそうです。

 

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 「基礎からわかる天文学」,,,本当はみそか大みそかの2日間で読もうと思っていたところ、2時間で読了,,,

 

 本書は多分、教養課程くらいの学生さんをイメージしているのではと思うレベルの本なのですが、圧倒的に式が少ない。

 式が少ないと本を読むスピードが速いというか、1ページ数秒

 パッと画像認識して、テクニカルタームがないと、ハイ次のページという具合。

 

 まあもちろん、初めて目にする言葉は「エクボ天体」などいくつかあり、

 整理し直せば、それなりに意味のある時間であったと自己満足できそう。

 

 エクボ天体,,,お笑い

 カークウッドの隙間,,,小惑星帯の間隙

 グレートアトラクター,,,大規模構造の未確認重力源

 スニャエフゼルドビッチ効果,,,再整理

 タリーフィッシャー関係,,,再整理

 中性水素原子ガス欠乏銀河,,,再整理

 バーゴセントリックフロー,,,再整理

 フェーバージャクソン関係,,,再整理

 マゼラニックストリーム,,,再整理

 レッドクランプ星,,,再整理

 

 「再整理」というのは1級テキストにも半分くらいは載っている言葉で、試験にも出そうかなと感じた言葉。

 

 また今精読している1級テキストは天文学の教科書なので天体物理学には詳しくても、上記でいえばカークウッドの隙間とか、グレートアトラクターなどの天体の固有名詞的なものは余り拾っていないので、その面ではこういう固有名詞も一覧を作るべきかと新しい目も開かれました。

 

 「エクボ天体」という言葉が天文学にはあるようで、天文月報にもお笑い編として載っています。,,,でも天文学の教科書に乗せる言葉かな?

 

 海王星の先辺りにあるエッジワースカイパーベルト天体があり、英語の略称でEKB Object。これがエクボ天体だそうです。

 

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 拙宅前のパタヤビーチの状況,,,

 これは12/29ですけども、今日大晦日がファイナルなのでこれ以上の人出。

 

 年越しまで延々とタイ人ミュージシャンの歌ショー

 そのあと、年越し挟んで大花火大会

 さすがその前後は星見中止,,,花火の煙で空が真っ白になりますので。

 それと花火の殻が降ってきますので、望遠鏡もキャップを付けないと,,,

 

 今7時半、赤道儀を合わせるだけの星がありません,,,

 天頂付近はそこそこありますが、3点確認で2点目で鏡筒を下げたあたりで星の数6つくらいで位置決めできず,,,ということでしばらく待機。

 

 その後、赤道儀合わせ、そして1時間撮影✕2回。

 5分前から四方八方、海方向からも含めて360度から花火が上がります。

 明るいポチポチは空飛ぶ灯篭です。

 

 一番長い時間、盛大に上がるのはビーチ方向ですが、コンドミニアムの直角方向なので、音が盛大に聞こえるくらい

  遠くで上がる分にはいいですけども

 これはビルの後ろで上がる花火

  花火の斜め上、1時方向にカノープスが見えています

 これなんか、ビルの手前で打ち上げていますからね,,,

 

 撮影お休みです,,,

    多分これから断続的に上がりますが、特に1時ごろまではダメですね

 花火が終わってもその後、煙が残りますので。今も周り真っ白です。