多分何周目かになると思うのですが、昨晩は漸近分枝星辺りを復習。

    お話としては前回の等時曲線に繋がる星の進化にまつわる物語です。

 

 公式テキストにはこの辺り出ていないのですが、昨日から公式問題集の振り返りを行っていて、問題に赤色巨星漸近分枝が出てきて、この辺りも軽く振り返っておかなければならないなと。

 

 ただし天文学辞典で見て各見出し語を追いかけただけだったので、赤色巨星と赤色巨星漸近分枝の関係が分からなくなってしまいました。

 

 ちなみにこの図は昨晩段階で見ていた図。

 赤色巨星分枝と漸近巨星分枝が直に繋がっているようで、横に分かれる水平分枝との関係性がよくわからなくなってしまいました。

 

 この図は太陽質量程度の恒星が、原始星から林トラックを経て主系列になり、これを離れて白色矮星になる道筋を示したものです。

 前回のお話が同じ時間で輪切りにした図でしたが、この図は地球のような恒星が時間とともにどのようにHR図上を動いていくかというもの。

 

 この図はそのものも天文学辞典にあるのですが、昨晩はこれに行き当たらず、ここに書いてある各々、水平分枝とかヘリウムフラッシュなど各論は個々に用語として理解したものの、一筋の道筋に繋がらず、モヤモヤしたまま,,,

 

 今朝改めて天文学辞典を読んでこの図に出会い、ああそうなんだよなと思い出したところ。ヘリウムフラッシュが起きた時点で、図では薄い破線がくるくるなって水平分枝に繋がっています。

 

 ちなみに補足すると、図にもあるように赤色巨星の時代は10の9乗年、すなわち10億年程度あり、水平分枝10の8乗年(1億年)、漸近分枝10の7乗年(1千万年)なので、大まかに見れば、主系列⇒赤色巨星⇒惑星状星雲で間違いありません。

 

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 検定試験教材としては、現有の「極・宇宙を解く」を覚えれば間違いないのですが、別の切り口でサラッとこの辺りを俯瞰してもいいのかなとちょっと浮気心。

 

 天文学を網羅したシリーズとして「シリーズ現代の天文学」がありますが、こちらは全18巻。

 重量10.5㎏という数字を見てそれだけで断念。

 

 kindle版もありますが、目次を見ると今の私にはオーバースペック。

 なにより18巻なんて読めない。

 

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 上掲の太陽の進化図の出典を見ると「放送大学印刷教材」とあり調べてみるとamazonでも売っているとのこと。

 ということでこれをポチリ。

 

 2冊で600ページほど。

 これが今年のクリスマス/年末年始での唯一のお買い物。ちょっとわびしい。

 

 ポチってから、著者は谷口先生なんだ,,,

 そういえば谷口著「新天文学辞典」も読み止しだったなと。

 こちらはブルーバックス版なので、読み物風。

 上掲2冊が届く前にはサラッと読んでおこうと思ったところ。