どの業界生きるにして、相場観は必要だと思います。
当然、天文宇宙検定1級にも体得しなければならない相場観があります。
この問題、☆付きです。今までの私の分析では簡単な問題で3点問題でもあるので落としてはダメな問題です。
この解説内容は第44節「天の川銀河と星間物質」という節の「演習3」に書かれている解法内容です。
実際にこの問題に直面した受験生は解説にあるようにジャイロ半径を求める式で計算したのでしょうか?
計算に必要な銀河の大きさは10kpcと指示されています。
ただし銀河の磁場強度B=1μGは問題文にはありません。
またジャイロ半径を求める式も書いてありません。
私はテキストのジャイロ半径を求める行については読みましたけども、下線は引いていません,,,要は覚える必要はないという主旨で。
では私のテキストではどう「落書き」されているのか?
「宇宙線は高いエネルギーになるほど星間磁場による進行方向の曲がり具合(ジャイロ半径)が大きくなる。アンクルエネルギー(10^19eV)を越えるジャイロ半径が銀河の大きさを越えてしまい銀河系にとどめておくことはできない」
「銀河系外に起源をもつことは確実である」
この二つの「 」の文章に下線を引いています。
この問題を見た時、「あッ、あれだよな、銀河系外からの宇宙線だ」
でもここまでで、「10^19eV」を思い出せませんでした。
多分、作問者としては
「テキストに書いているあの数字を覚えていれば楽勝だろ」
と思ったに違いない?
「一般の」天文界隈の人で、
「宇宙線のジャイロ半径が典型的な銀河の大きさである10 kpcにな るとき、宇宙線のエネルギーはどれくらいか」をご存じの人はいないと思います。
でも「一級受験者は『常識』として覚えておかなければならない数字」、言い換えれば相場の数字のようです。
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ちなみにこれは私が11月受験した2級の問題です。
天の川銀河のフラットローテーションの回転速度グラフです。
これも、
・太陽系中心から天の川銀河までの距離2億6千光年
・天の川銀河は約2億年かけて銀河を廻っている
という情報から計算することができます(多分)。
でも正解である「およそ200㎞/s」は2級テキストに載っている数字です。
2級だと60問を50分で解きます。計算で求めようとした瞬間に詰みです。
ベランダには強い日差しが差していますが、太陽周りに雲があるようで、何枚か撮影してよいものを選んでいます。
1枚当たり20枚をコンポジットしているので、その中にも雲でぼやけているものがあるんでしょうね。
一応、Fitファイルですべての撮影ファイルは残っているので、良像だけを選んで合成すればいいんですけどね。



